築15年前後のスレート屋根材、その多くは屋根材にヒビ割れが発生しており、中には再塗装ができないほどヒビ割れが進行しているものもあります。 今回は特に注意したいスレート屋根材をご紹介したいと思います。 【クボタ コロニアルNEO】 平成13年4月以降に…
築15年のコロニアルNEOに多発しているヒビ割れ、反り上がり被害が続出しております。 今回調査したお客様の場合、建てたハウスメーカーに問い合わせても、また製造メーカーであるケイミューも口を揃えて「10年を越えているので責任はない」と強硬な態度に出…
ラファージュ・ルーフィング(モニエル瓦)の瓦は代表的なホームステッド、センチュリオンをはじめ、現在では入手するのが大変困難な瓦となっております。 先日のセンチュリオンに続いて今回は「ウイングレー」という、ラファージュ・ルーフィングの中でも恐…
瓦メーカーの廃業などで入手困難な屋根瓦は多数ございますが、多くの屋根で使われているラファージュ・ルーフィング(モニエル)のセンチュリオンを屋根葺き替え工事の現場から引き上げてきました。 まずは桟瓦から。 状態はあまり良くありませんが、割れた…
ニチハのパミールの写真を見せながら「お宅の屋根はパミールといって、屋根塗装をするときに高圧洗浄をしたらボロボロになるから塗装できない」「屋根をカバー工法で重ね葺きするしかない」と言っている塗装業者さんが品川区内にいらっしゃるようです。 ご自…
コロニアルを施工するときに最後に仕上げる部分が「棟板金」です。 棟板金の納め方には「大棟(棟包)仕様」と「差し棟(棟コーナー)仕様」という2種類の納め方があります。 まずは「差し棟(棟コーナー)仕様」をご覧ください。 コロニアル1段毎に「差し棟…
西部警察車両公開メンテナンスの日程が発表されました。 2020年最初の公開メンテナンスは3月15日(日)に開催されます。 前回(11月24日開催予定)は雨予報だったため、遠方からいらっしゃる方々への配慮から早めの中止が発表されましたが、今回は晴天の下で…
いろいろな事情があって会社を退社するときには、予め次の仕事の目処をつけて辞める方が多いと思います。 今回たまたま知人から転職の相談を受け、偶然見かけた大手リフォーム会社の求人事情から、皆様が知らないリフォーム業界のウラとでも申しましょうか、…
新年あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。 新年最初のブログは屋根工事で最も重要な工事「ルーフィング(下葺き)」の正しい施工方法について触れてみたいと思います。 屋根材の下に必ず施工されているルーフィング(下葺き…
ケイミューのコロニアルシリーズに替わる屋根材をご紹介したいと思います。 ケイミュー(旧クボタ)の製造したコロニアルNEOなどのスレート屋根材は、築10年を越えてくるとクラック(ヒビ割れ)が発生し欠片が落下したり、屋根材に剥離が発生するなど、ニチ…
古くなった天窓(トップライト)は、屋根の葺き替え工事のときに交換をするのがベストなタイミングなのです。 ただ最近は葺き替えよりも既存の屋根材の上に金属屋根材などを被せる「カバー工法(重ね葺き)」を行う業者さんが多く、このときに天窓(トップラ…
2014年~2016年まで青志社から発売されていた西部警察カレンダー、ここ数年は発売されることがないため待ち望んでいるファンの方も多いのではないでしょうか… 2019年は西部警察放映開始40周年ということで様々なイベントの企画もあったようですが、こちらも…
2019年も残り僅かとなりました。 毎年この時期になるとご依頼の多くなる工事が「雪止めの取り付け工事」です。 首都圏では毎年雪が積もるような雪が降ることはありませんが…ただ稀に大雪でも降ろうものなら… たった数センチの積雪で交通網は大混乱…転倒して…
モニエル瓦のホームステッドというセメント瓦ですが、よく見ると意外に間違った施工をされているケースが多いことをご存知でしょうか? 一見なんともないように見えるモニエル瓦のホームステッドで葺かれた屋根… 見る人が見れば何が悪いのかが分かります。 …
悪質なリフォーム業者の被害にあわれた瓦屋根に遭遇しました。 瓦屋根…特に「和形」といわれる日本瓦の屋根において多く見られる間違ったリフォーム工事に「漆喰の重ね塗り」があります。 こちらが悪質なリフォーム業者によって施工された「漆喰の重ね塗り」…
【アレナ・トレス】 平成11年~14年にかけて松下電工(現:パナソニック)から発売されていた屋根材です。 石綿含有率は5%以下です。
この度の台風15号及び19号で被災された皆様へ、心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈りいたします。 台風などの自然災害において被災した屋根は、屋根材の種類や被災状況により雨養生などの方法も変わってまいります。 コロニアルな…
かつてニチハが製造した屋根材【パミール】に発生している様々現象については、皆様すでにご存知のことと思います。 ここで問題となるのは、運悪く自宅の屋根がパミールだった場合の改修工事の方法です。 まず一般的なスレート系屋根材(コロニアルなど)に…
松下電工から発売されていた屋根材【ワンダ】シリーズのひとつがこちらの【ワンダ・セラ】になります。 ワンダ・セラ以外には「ワンダ・ストーン」と「ワンダ・ストーンⅡ」という屋根材が発売されておりました。 働き寸法は横が685mm、縦は300mmで、厚みは13…
クボタ(現在のケイミュー)よ、お前もか… アスベスト(石綿)が含まれなくなったスレート系屋根材は「欠陥」と言っていいくらい不具合が発生しています。 クボタ(現在のケイミュー)のザルフやコロニアルの塗装工事中に発覚した、屋根材の異常な割れが立て…
今年に入ってからコロニアルなどのスレート系屋根材に纏わるご相談が増えております。 その多くは外装リフォーム中に屋根を塗装するため高圧洗浄をしたことによって発生しております。 築15年前後のコロニアルは、製造メーカーの推奨する塗装などのメンテナ…
クボタ(現:ケイミュー)で製造された屋根材のひとつ「ザルフ」について、多くのトラブルが多発しております。 (クボタ製の屋根材「ザルフ」) ザルフは1997年(平成9年)から2001年(平成13年)11月まで製造・販売され、発売当初はアスベスト(石綿)が0.…
松下電工の屋根材「シンフォニーグランデ」は、平成14年~平成18年8月まで製造・販売されていました。 この屋根材にはアスベスト(石綿)は含まれておりません。 経年によってはほぼ同時期に発売されていた同じ松下電工の「レサス」のように、屋根材に軽微な…
(ニューフルベスト24) (ニューフルベスト24) (ニューフルベスト24) 松下電工から発売されたスレート屋根材、フルベスト(600シリーズ)です。 フルベスト(600シリーズ)には以下の種類が製造されていました。 フルベスト24-05(昭和53年~昭和57年) …
平成13年(2001年)4月以降に製造されたクボタ(現在のケイミュー)のコロニアルNEOは、経年によって屋根材にクラックが入る事例が多数報告されております。 この症状は屋根を再塗装された場合でも発生しており、塗装後数年以内に新たなクラックが発生してい…
関東地方は先週から梅雨に入りました。 梅雨時に限らず雨が降って発生するトラブルのひとつに「雨樋からの水漏れ」がございます。 雨樋からの溢れ落ちる水の音は想像以上に大きな音になります。 この音が原因で夜中に目が覚めたりご近所様との間でもトラブル…
築25年のコロニアル屋根、今回屋根の葺き替え工事と併せて古くなった天窓(トップライト)も交換することになりました。 天窓を交換するためには天窓周辺の屋根材を撤去する必要があります。 よって屋根を葺き替えるのであれば、併せて天窓を交換する絶好の…
屋根についている天窓(トップライト)は、空の広がりや自然光を家の奥まで採り入れることが出来る反面、「眩しい」「暑い」という悩みを抱える方もいらっしゃるようです。 更に天窓から雨漏りが発生することも珍しい話ではなく、これまでに多くの方よりご相…
外壁塗装(塗り替え)工事のときに勧められる工事のひとつに「漆喰補修工事」があります。 これは瓦屋根に該当するもので、悪質なリフォーム業者がよく指摘する項目でもあるのですが、屋根に関する知識を持ち合わせていないために間違った施工をされているケ…
モニエル瓦から三州陶器瓦へ… 2月13日より開始した、屋根葺き替え工事が完了しました。 今回使用する瓦は三州瓦メーカー「鶴弥」 さんの【スーパートライ110スマート】という平板(F形)瓦を使用します。 既存のモニエル瓦と比較した場合、若干ではあります…