2019年も残り僅かとなりました。
毎年この時期になるとご依頼の多くなる工事が「雪止めの取り付け工事」です。
首都圏では毎年雪が積もるような雪が降ることはありませんが…ただ稀に大雪でも降ろうものなら…
たった数センチの積雪で交通網は大混乱…転倒してケガをする方も…
屋根に積もった雪が滑り落ちることで、雨樋が曲がったり破損させたりすることはよくある話しです。
今回は本格的な雪のシーズンを前に「万が一に備えて…」雪止めの取り付け工事に伺いました。
今回は日本瓦(ハイシルバー)へ、雪止め金具の設置を行いました。
取り付けるのは「富士型」と言われる雪止め金具です。
瓦の場合だと「雪止め瓦」に差し替えることも可能ですが、費用が割高になりますので、金具で十分だと思います。
設置方法ですが、設置したい瓦の1枚上の瓦を剥がし、雪止め金具が瓦に引っ掛かるように置いてビスなどで固定するのが正しい設置方法です。
ただ瓦の場合は金具自体が瓦に引っ掛かっていることと、剥がした瓦を元に戻すことで金具が挟まれるため、ビスや釘を使って固定しなくてもさほど問題はありませんが…
まぁこのあたりは実際に施工する屋根業者さんの考え方次第…ではあります。
ちなみに…もちろん私はビス固定で施工をしております。