後悔しないための本当に正しい屋根工事・屋根リフォームがここにある【屋根専門・石川商店のスピンオフブログ】

屋根業界にいるからこそ伝えられる真実...屋根の点検・調査から見た屋根の状態や屋根リフォームの工事の様子、悪質なリフォーム営業の手口、はたまた趣味のお話しなど、皆様のためになる話題をご紹介していきたいと思います。

クボタ(現:ケイミュー)製屋根材【ザルフ】に発生している不具合事例

クボタ(現:ケイミュー)で製造された屋根材のひとつ「ザルフ」について、多くのトラブルが多発しております。

 

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(クボタ製の屋根材「ザルフ」)

 

ザルフは1997年(平成9年)から2001年(平成13年)11月まで製造・販売され、発売当初はアスベスト(石綿)が0.1%~1%ほど含まれておりました。

 

しかし法規制を受けたことによって2001年(平成13)12月~2006年(平成18年)10月に製造・販売された「ザルフ」にはアスベスト(石綿)は含まれておりません。

 

現在トラブルが多発しているのはこのアスベスト(石綿)が含まれなくなった2001年以降のザルフです。

 

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(極端な屋根材の反り上り)

 

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(外装工事中に屋根を洗浄したことで発生した屋根材の割れ)

 

屋根材が反り返っていたり割れが発生していたとしても、すぐに雨漏りに繋がることはありませんが、このまま放置したとしても決して良くなることはありません。

 

また強風などによって屋根材の欠片が落下して思わぬトラブルにつながる可能性もありますので、お心当たりの方はぜひご相談ください。