後悔しないための本当に正しい屋根リフォームがここにある!

屋根業界にいるから伝えられる真実...屋根の点検・調査から見た屋根の状態や屋根リフォーム工事の様子、悪質なリフォーム営業の手口、はたまた趣味のお話しなど、皆様のためになる話題をご紹介していきたいと思います。

ニチハ・パミールにおける補償について

ニチハの製造した屋根材「パミール」が生産を終了してから今年で10年を迎えております。

 

パミールに発生している数々の症状については今更多くを語る必要はないと思いますが、ここへきて製造したニチハの対応に変化が見られております。

 

今も多くお客様からご相談をいただくニチハのパミールですが、以前は築10年を超えていることを理由に補償をしないといったこともありましたが、最近は一転して築10年を超えた場合でも「〇〇〇〇費」という名目で、今まで以上の補償を行っていることがわかりました。

 

2008年よりパミールの問題に携わってきた私ですが、問題発覚当初はニチハさんが費用を全額負担して屋根の改修工事(葺き替え)を行ったこともありました。

 

その後は自社製品の「アルマ」「横段ルーフ」を支給することもありました。

 

また某ハウスメーカーを交え交渉を行ったときには「引き渡し後5年を経過したら補償は一切しない」と押し切られたこともございました。

 

改修工事に掛かる新規屋根材の金額の6割を支給するといったケースもありました。

 

そして数年前には屋根面積1㎡あたり〇〇〇〇円程度の補償しかしてくれなかったのですが、今年に入ってからは私の想像を超える補償金額が提示されるようになったのです。

 

ただしこれがいつまで続くのかはわかりません。

 

もしかしたら年が明けて急に「一切補償しません」という方針に変わる可能性もあります。

 

ニチハ・パミールに関するご相談、お問い合わせはご遠慮なく、お気軽にお申し付けください。

カラーベストコロニアルなどに発生しているクラック(ヒビ割れ)について製造元の対応は?

コロニアル、ザルフなどの化粧スレート屋根材に発生しているクラック(ヒビ割れ)について、多くのお問い合わせ・ご相談をいただいております。

 

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この最大の要因は、それまで原料の一部として使用されていた石綿(アスベスト)が使用できなくなったことに起因しています。

 

問題の発生しているカラーベストコロニアルは、石綿が含まれなくなった2001年(平成13年)4月以降に発売された屋根材です。

 

※2008年1月以降は現行製品であるコロニアルクァッド、コロニアルグラッサなどに切り替わっており、こちらについては多少のクラックは

 

当時クボタからはコロニアルNEOなど、松下電工からはレサスなど、そしてニチハからはパミールといった化粧スレート屋根材が製造・販売されておりました。

 

【松下電工 レサス】

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屋根材が割れて落下してくるのがレサスの特徴です。

調査のため屋根に上ると「パキッ」と聞こえてくることがあるくらい、非常に割れやすい屋根材です。

 

【ニチハ パミール】

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屋根材表面に剥離が発生しているのがパミールの特徴です。

 

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剥がれ落ちた屋根材の一部は風が吹く度にご自宅の敷地内やご近所様の庭に飛散することもございます。

 

なお、ニチハさんは屋根葺き替え費用の一部を負担するなどの補償を行っておられます。

 

しかし化粧スレートの最大手で現在も製造・販売されているケイミューさんの対応はというと、とても納得できる対応をしてくれていないのが現状です。

 

【クボタ コロニアルNEO】

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【クボタ グリシェイドNEO】

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コロニアル、グリシェイドなどに発生するクラックは、屋根形状によって発生の頻度が変わってきます。

 

「谷」「本谷」と言われる部分は屋根材をカットして納めるため、特にクラックが発生する確率が高く、写真のように屋根材が割れて脱落するなどの症状が発生しているのをよく見かけます。

 

ケイミューさんの対応ですが、まず築10年を超えた場合、ケイミューは一切の保証をしてくれません。

 

参考までに築10年を超えていても、ニチハさんは現地調査をしたうえで補修に掛かる費用の一部を補償しています。

 

「すべて屋根材メーカーが悪い」などと言うつもりはありませんが、それにしてもケイミューの対応はいかがなものかと思います。

 

屋根材にクラックが発生する原因は全て屋根材に起因するわけではなく、なかには施工上の問題に起因していることも見受けられます。

 

さて、今後ケイミューさんはどのような対応をとっていかれるのでしょうか?

 

ニチハさんの対応が変わってきたいま、ケイミューさんの企業としての真摯な対応は期待できるのでしょうか?

【ご注意ください】住まい向上委員会が開催する屋根と外壁のメンテナンス講座

屋根と外装のメンテナンス講座

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 「市民講座」という名目で開催されているセミナー、実はコレ「一般社団法人住まい向上委員会」という非営利団体が主催しているセミナーです。

 

そして、この住まい向上委員会の裏には「プロタイムズ総研」という会社や、フランチャイズ加盟店がおり、セミナーで集客を行い、実際の営業活動はプロタイムズ総研や加盟店が行っているのです。

 

営業部隊となる施工店は、日本各地にその加盟店が存在しており、その店舗数は実に122店舗にものぼります。

 

先日も「行政のセミナーに参加した」というお客様よりご相談をいただきましたが、行政はこのようなセミナーには一切関わっておりませんので、騙されないようにくれぐれも気をつけてください。

 

石原裕次郎さんの愛車、メルセデス300SLガルウイングのご紹介です

全国を縦断する「石原裕次郎の軌跡展」の記念すべき第1回が松屋銀座にて開催されております。


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今回の目玉はなんといっても裕次郎さんの愛車、メルセデス300SLガルウイングが展示されるとのことで、早速出掛けてみました。

 

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松屋銀座の1階正面口のフリースペースに展示されているメルセデス300SLガルウイング。

 

このメルセデス300SLは、ドイツの自動車メーカー、ダイムラー・ベンツ(現在のダイムラー)が開発・製造したスポーツカーで、同社の高級スポーツカー「SLクラス」の初代モデルにあたるそうです。

 

スポーツカーレースのワークスチーム用プロトタイプレーシングカーとして開発されたこの車両、もともと市販の予定はなかったとか。


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最大の特徴はルーフ上にヒンジのある跳ね上げ式ドア、解放するとカモメの翼のような形状になることから「ガルウイングドア」と呼ばれたそうです。

 
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ヘッドライトは本来丸いタイプだったものを、裕次郎さんがお願いして縦長のヘッドライトにしてもらったとか…

 
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クルマの鍵と裕次郎さんが運転するときに使っていたグローブは、撮影可能エリアにて展示されております。

 

なお、12月26日から来年1月21日には名古屋・三越栄店での開催が決定しております。

 

屋根を塗装する本当の目的とは...塗装で防水性能が向上することはありません。

カラーベストコロニアルなどの化粧スレート屋根材は、外壁の塗装工事と一緒に施工される方が多いと思います。

 

屋根材を再塗装する本当の目的とはいったいなんでしょう?

 

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屋根を塗装することによって得られる効果は「美観の向上」だけです。

 

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長年にわたり太陽からの紫外線を浴び続け風雨に晒されてきた屋根材は、それ相応の年数が経過すると、当然褪色も起こり、汚れやコケが付着してきます。

 

ただ、褪色していても、汚れが目立ってきたとしても、決して防水性能が落ちることはありません。

 

しかし、世間一般的にみると、外壁塗装と一緒に屋根も塗装されているケースが多い...。

 

屋根の塗装を真っ向から否定しているのではありません。

 

外壁を塗り直すのであれば、やはり屋根も綺麗にしたほうがいいとは思います。

 

ただ屋根を塗装したことによって「防水性能を向上させる」といったことはありませんし、塗装をしないと「雨漏りに繋がる」といった事実はありません。

 

よって、これらのトークをしてくる業者さんには疑問をもったほうが良いかもしれません。

 

「塗っても塗らなくても防水性能に変わりはありませんが、外壁が綺麗になって屋根だけ汚れたままだと見た目が悪いから塗ってもいいんじゃないですか?」

 

このようにアドバイスしてくださる業者さんのほうが、親切な業者さんだと私は考えております。

環境に優しい屋根材は「瓦」かもしれません。

毎日暑い日が続いております。

 

今年は7月23日に埼玉県熊谷市で観測史上最高の41.1℃が観測されましたが、過去を振り返ると1933年(昭和8年)に山形市で40.8℃が記録されており、今年の猛暑が必ずしも「異常気象」が原因であるとは言えないような気もします。

 

昔から比べるとアスファルトで覆われた道路からは照り返しによる暑さがあります。

 

建物やビルが増えたことで風の通りも悪く、またクルマやエアコンの室外機から発生する熱気の影響もあるかもしれません。

 

そこで思いついたのが「屋根材から照り返される暑さがどれくらいあるのか」ということです。

 

早速検証してみました。


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検証は各屋根材を地上に置いて約1時間ほど経過した時点で、それぞれの屋根材の表面温度を計測してみます。

 
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まずはコロニアル、表面温度は59℃ありました。


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続いて一般的なガルバリウム鋼鈑の屋根材、こちらは60℃を越えておりました。

 
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こちらは一般的な平板瓦ですが、表面は表面温度は54℃です。


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最後に日本瓦、こちらは「いぶし瓦」ですが、表面温度は45℃でした。

 

この結果から、屋根材の表面温度はその材質によって大きく変わります。

 

冒頭で述べましたが、この夏を暑さは単純に気温が上がったことだけではなく、私達の生活もその要因のひとつになっているのかもしれません。

 

屋根に瓦を使うことは、もしかしたら地球環境のためにも良い異なりのかもしれませんね。

震災に強い屋根を目指して...耐震を考慮した日本瓦の棟積み直し工事の様子はコチラから!

震災が発生するたびに悪者にされるのが「瓦屋根」です。

 

これをいいことに多くのリフォーム業者さんは「屋根は軽いほうが良い」と、ガルバリウム鋼鈑への葺き替えを勧められているようです。

 

しかし、重い瓦を下ろしてガルバリウム鋼鈑に葺き替えた結果、強風により建物全体が揺れるといった事例も発生しており、必ずしも屋根を軽くすることが良いとは言い切れますん。

 

そこで、震災を見据え瓦屋根への耐震補強のひとつとして「耐震工法」という、地震に強い棟を築くことで、被害を抑えることが出来るのです。 

 

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震災で崩れてしまった棟瓦。

 

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既存の棟瓦を解体し、耐震棟金具を母屋垂木に固定します。

 

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固定した棟金具の上に瓦桟を設置、最上部の桟瓦はビスや釘で全て固定しておきます。

 

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棟金具に鉄筋を設置します。

 

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熨斗瓦に銅線を使って、設置した鉄筋に緊結します。

 

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南蛮入り漆喰で下地を整え、そこへ銅線を通した熨斗瓦を鉄筋に緊結します。

 

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2段目以降も同じ作業を繰り返します。

 

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予め鉄筋に固定した長い銅線は、棟瓦を固定するためのものです。

この銅線を棟瓦(5寸丸)の内側から表に通し、緊結するのです、

 

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そして施工が完了。

この工法は全日本瓦工事業連盟(全瓦連)の推奨する「ガイドライン工法」に沿った耐震工法のひとつです。

 

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屋根の不具合を指摘してくるイーグル建創というリフォーム会社の営業にはくれぐれもご注意ください

本日もまた無事に屋根の葺き替え工事が完了致しました。

 

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築20年、屋根の葺き替え工事です。

 

今回の工事、最初にアプローチをいただいてから約1年、過去に塗装歴があり、退色・色褪せは目立つものの、私からは「そんなに慌ててリフォームしなくてもまだ大丈夫ですよ」とお話しを差し上げておりましたが、お客様から「リフォーム営業がひっきりなしに訪ねてきて困ってる。屋根をリフォームしたらもう来なくなると思うから」との理由でご契約いただきました。

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(現地調査時の写真より)

 

ひっきりなしに訪ねてくるリフォーム業者とは?

 

それは、東京・神奈川を中心に展開する「イーグル建創」というリフォーム会社です。

 

「担当が替わりましたのでご挨拶に伺いました」

 

ある日アポなしで突然訪ねてきて、このように挨拶するのがイーグル建創の営業手法のひとつのようです。

 

このときに屋根のリフォームを勧められたそうですが、お客様は「いま話をしている会社があるから」と断ったそうなのですが、数日後再び訪ねてきたそうです。

 

そして屋根を見るなり、

「あー、もうダメだ。このままだと雨漏りする」

「もう手遅れだ」

「もっと前にリフォームしておけば良かったのに」

と言ってきたそうです。

 

私の見立てでは、今すぐ必要な状況ではないことを1年ほど前にもお伝えしてあったのです。

 

それなのに「手遅れ」というのはいったいどういうことなのでしょうか?

 

これはイーグル建創に関わらず、突然訪ねてくるリフォーム業者は今すぐにでも仕事がほしいためにお客様の不安を煽り工事を急がせる、悪質なリフォーム営業でしかありません。

 

お問い合わせくださる多くのお客様が、このようなしつこい営業にお困りになっておられます。

 

あまりにもしつこいリフォーム営業に対しては、明確に断ることが重要です。

 

その後再び訪問してくるようであれば、それは明らかな法律違反(特定商取引法)となり、その業者は罰せられることになりました。

 

訪問販売による悪質なリフォーム営業には、くれぐれも気を付けてください。

 

 

【プロタイムズ】消費者だけではない、業者向けのセミナーも開催するプロタイムズの営業手法

7月17日~18日に東京ビッグサイトにて毎年恒例の「リフォーム産業フェア」が開催されました。

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リフォーム業者向けのイベントなのですが、私が気になったのはコチラです!

 

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「市民講座」と銘打って、セミナーを開催している「プロタイムズ」も出展していました。

 

このブースで配布されていた資料の一部を公開します。

 

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これはリフォーム業者向けのチラシです。

 

 

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会場ではリフォーム業者向けのセミナーも開催されていたようです。

 

「知識がなくても誰でも集客できてしまう」

 

「今より受注単価が20万円以上上がる...」

 

など、消費者の方々を食い物にするような文言が記載されておりますが、これこそがプロタイムズの手法なのです。

 

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そして、業者向けのセミナーの申込書も同封されておりました。

 

市民講座と称し、あたかも行政が推奨している会社だと見せかけたセミナーを開始し、そこで苦労することなく顧客情報が入手できる仕組みです。

 

そして実際に調査に伺うと、

 

外壁の軽微なクラックを指摘して「水漏れの原因になる」

 

屋根を見てヒビ割れが起きていれば「すぐにカバー工法をしないと雨漏りする」

 

など、消費者の不安を煽り、相場よりも高い金額で工事を受注しているのが、プロタイムズの手口です。

 

市民講座と称して開催されるリフォームセミナーは大変危険です。

 

くれぐれも気を付けていただきたいと思います。

 

 

リフォーム会社はなぜカバー工法を勧めるのか?

世の中のリフォーム会社では、築年数が築10年から15年前後で、コロニアルなど化粧スレート屋根材が使われている戸建住宅にお住まいの方に狙いを定め、ガルバリウム鋼鈑を使ったカバー工法を積極的に勧めています。

 

たしかに、アスベストを含まないコロニアルは、屋根材にヒビが入っていることが多いことは紛れもない事実です。

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これは、それまでの屋根材に含まれていたアスベスト(石綿)がなくなったことが原因です。

 

しかし、ヒビが入っているからといって、これが雨漏りに繋がることはほぼ皆無なのにも関わらず、カバー工法を勧めるリフォーム業者のほとんどは「すぐに工事をしなければ雨漏りが発生し、大変なことになりますよ」と言って、住まわれる方の不安を煽ります。

 

そこで勧められる「カバー工法」ですが、これを積極的に勧めているのはリフォーム業者の中でも外壁塗装を専門に行っている塗装会社です。

 

なかでも「ガイソー(GAISO)」という全国各地に拠点を構える塗装会社さんでは「スーパーガルベスト」という、断熱材入りのガルバリウム鋼板を積極的に採用されていますが、商品の販売価格が公表されていない屋根材であり、施工価格もガイソーのウェブページを拝見すると「工事費コミコミ98万円」といった大雑把な内容でしかありません。

 

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古来より「餅は餅屋」ということわざがあります。

どんなにそのことについて詳しくても、また作業が上手でも所詮は素人。

専門家にはかなわないので、専門家に任せるのが安心、という意味です。

 

外壁の塗装について、それは専門家である塗装業者さんに任せるのがいちばんです。

 

しかし、その塗装業者さんも屋根に関しては素人です。

 

コロニアルの製造元であるケイミューでは、屋根の塗装をあくまでも美観上の目的としており、防水性能を向上させる目的のための塗装ではありません。
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しかし、多くの塗装業者さんは「防水性能が落ちる」と言って塗装を勧めているのです、

 

そして、コロニアルなどの化粧スレート屋根材に発生しているヒビ割れに目をつけ、今度は「このまま放置しておくと、雨漏りするのでカバー工法をしたほうが良い」と営業しているのです。

 

更に「撤去費用と廃材処理費用が発生しないので工事費用を抑えられる」「既存の屋根材の上から施工が出来るので、工期が短縮できる」というのもカバー工法を勧める業者さんの口グセですが、その見積書を拝見すると、高額な金額となっているケースがほとんどです。

 

酷いケースになると、私のほうで屋根葺き替え工事、外壁塗装工事をお請けしてもまだ安いといった法外な見積書を出しているケースもあるのです。

 

外壁塗装業者さんから出される屋根のカバー工法については、言われたことを鵜呑みにするのではなく、まずは屋根専門業者に相談されることをお勧めします。