築25年のコロニアル屋根、今回屋根の葺き替え工事と併せて古くなった天窓(トップライト)も交換することになりました。
天窓を交換するためには天窓周辺の屋根材を撤去する必要があります。
よって屋根を葺き替えるのであれば、併せて天窓を交換する絶好のタイミングなのです。
屋根葺き替え工事施工前の様子です。
こちらが古い天窓です。全部で5台の天窓がついておりますが全てベルックスの製品です。
室内から天窓を見上げますが、天窓に近づくと暑さが増してきます。
ただこちらの天窓は開閉式なので、天窓を開けると心地よい風が暑さを癒してくれます。
まずは室内側から養生をさせていただきます。
その間に既存のコロニアルを剥がしていきます。
天窓周辺の屋根材が剥がし終わり、いよいよ天窓の撤去に取りかかります。
古くなった天窓を取り外します。GGL手動開閉タイプがついていました。
こちらが新しい天窓です。
今回はVS手動タイプの天窓を採用しました。
既存の天窓と同じサイズなので、簡単な位置調整を行い固定します。
室内側からみた新しい天窓です。
天窓の枠と壁との間に若干隙間が出来てしまいますが…
隙間を隠すために幅木を取り付けます。
こちらが幅木を設置したあとの様子です。
屋根のほうは既存のコロニアルを剥がし終え、新しいルーフィング材の施工が完了しております。
新しくなった天窓周辺の防水処理に取り掛かります。
天窓周辺の防水処理には付属の片面接着タイプのルーフィング材を施工していきます。
天窓の角はブチルゴムを施工しておきます。
天窓周辺の防水処理が終わりました。
気温が高くなるとルーフィング材の表面が柔らかくなるため、多少足跡など気になるところではありますが、防水性能には全く問題はありません。
新規屋根材を施工しながら、天窓周辺の水切を納めていきます。
今回の屋根材はコロニアルグラッサのグラッサウェザードグリーンです。
水切板金を施工後にコロニアルを葺いていきます。
上記の作業を繰り返し行い…
最後に天窓上部の水切板金を施工します。
引き続き屋根材を施工して作業は完了です。
なお今回5台の天窓を交換したのですが、そのうち2台はブラインド付きの天窓になっております。
ブラインド本体にソーラーセルが内蔵されており、太陽光による充電でブラインドが開閉できる優れモノです。
こちらがそのブラインドを操作するためのリモコンです。
一般的に天窓の耐用年数は25年前後と言われております。
そしてコロニアルなどのスレート系屋根材はだいたい30年前後で葺き替えをされるお客様が多いと私は感じております。
天窓を交換するには、その周辺の屋根材を撤去する必要がありますので、屋根を葺き替えされるのであれば、天窓を新しくするには絶好のタイミングと言えます。
屋根と一緒に天窓もリフォームされてみてはいかがでしょうか。