ケイミューのコロニアルシリーズに替わる屋根材をご紹介したいと思います。
ケイミュー(旧クボタ)の製造したコロニアルNEOなどのスレート屋根材は、築10年を越えてくるとクラック(ヒビ割れ)が発生し欠片が落下したり、屋根材に剥離が発生するなど、ニチハのパミールとはまた違う問題を抱えております。
(コロニアルNEO 屋根材の割れと剥離)
(コロニアルNEO 屋根材の剥離)
(ザルフ 屋根材の反り)
2008年からはコロニアルNEOの後継として発売されたコロニアルクァッド、コロニアルグラッサなども施工後10年を越えると同様の問題が発生しており、数年後にはコロニアルNEOと同様の問題が発生する確率が極めて高いと言えます。
コロニアルグラッサについては、大手ハウスメーカーが積極的に採用しているため、数年後にはパミールと同じように大きな社会問題に発展する可能性もあります。
もはやケイミューの製造する屋根材は信用できない…
コロニアルと同等の価格帯で同等の性能を有する屋根材…
それが大和スレート株式会社が製造・販売する「バンビーノ・デコラ」なのです。
こちらが大和スレート株式会社の屋根材「バンビーノ・デコラ」です。
【製品仕様】
■製品寸法(幅×長さ):950mm×300mm
■働き寸法(幅×葺き足):909mm×200~240mm
■1枚の重量:4.5kg
■1坪(3.3㎡)当たりの枚数:15枚(葺き足240mmの場合)
■1坪(3.3㎡)当たりの重量:67.5kg(葺き足240mmのバンビーノ)
屋根材自体の厚さは6mmなのですが、独自の薄板立体成形技術により、見かけ厚が25mmとなります。
この見かけ厚のおかげでコロニアルと比較した場合、屋根材と屋根下地の間に空気層が確保されますので、室内の暑さはコロニアルよりも軽減されると考えられます。
(同質差し棟役物)
(鋼鈑役物仕様 写真はケラバ)
棟や袖(ケラバ)は鋼鈑役物と同質役物が設定されております。
発売以来、コロニアルに発生しているようなクラック(ヒビ割れ)や割れは皆無で、手に持ってみてもコロニアルよりも頑丈な屋根材だとハッキリ分かります。
コロニアルと同等の性能と同等の価格帯でコロニアルに替わる屋根材…
もはや大和スレートのバンビーノ・デコラ以外にはないような気がします。
【参考データ】
コロニアルグラッサ
■製品寸法:910mm×414mm
■働き寸法:910mm×182mm
■1枚当たりの重量:約3.4kg
■1坪(3.3㎡)当たりの枚数:20枚
■1坪(3.3㎡)当たりの重量:約68kg