後悔しないための本当に正しい屋根工事・屋根リフォームがここにある【屋根専門・石川商店のスピンオフブログ】

屋根業界にいるからこそ伝えられる真実...屋根の点検・調査から見た屋根の状態や屋根リフォームの工事の様子、悪質なリフォーム営業の手口、はたまた趣味のお話しなど、皆様のためになる話題をご紹介していきたいと思います。

ニチハ・パミールにおける補償について

ニチハの製造した屋根材「パミール」が生産を終了してから今年で10年を迎えております。

 

パミールに発生している数々の症状については今更多くを語る必要はないと思いますが、ここへきて製造したニチハの対応に変化が見られております。

 

今も多くお客様からご相談をいただくニチハのパミールですが、以前は築10年を超えていることを理由に補償をしないといったこともありましたが、最近は一転して築10年を超えた場合でも「〇〇〇〇費」という名目で、今まで以上の補償を行っていることがわかりました。

 

2008年よりパミールの問題に携わってきた私ですが、問題発覚当初はニチハさんが費用を全額負担して屋根の改修工事(葺き替え)を行ったこともありました。

 

その後は自社製品の「アルマ」「横段ルーフ」を支給することもありました。

 

また某ハウスメーカーを交え交渉を行ったときには「引き渡し後5年を経過したら補償は一切しない」と押し切られたこともございました。

 

改修工事に掛かる新規屋根材の金額の6割を支給するといったケースもありました。

 

そして数年前には屋根面積1㎡あたり〇〇〇〇円程度の補償しかしてくれなかったのですが、今年に入ってからは私の想像を超える補償金額が提示されるようになったのです。

 

ただしこれがいつまで続くのかはわかりません。

 

もしかしたら年が明けて急に「一切補償しません」という方針に変わる可能性もあります。

 

ニチハ・パミールに関するご相談、お問い合わせはご遠慮なく、お気軽にお申し付けください。

カラーベストコロニアルなどに発生しているクラック(ヒビ割れ)について製造元の対応は?

コロニアル、ザルフなどの化粧スレート屋根材に発生しているクラック(ヒビ割れ)について、多くのお問い合わせ・ご相談をいただいております。

 

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この最大の要因は、それまで原料の一部として使用されていた石綿(アスベスト)が使用できなくなったことに起因しています。

 

問題の発生しているカラーベストコロニアルは、石綿が含まれなくなった2001年(平成13年)4月以降に発売された屋根材です。

 

※2008年1月以降は現行製品であるコロニアルクァッド、コロニアルグラッサなどに切り替わっており、こちらについては多少のクラックは

 

当時クボタからはコロニアルNEOなど、松下電工からはレサスなど、そしてニチハからはパミールといった化粧スレート屋根材が製造・販売されておりました。

 

【松下電工 レサス】

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屋根材が割れて落下してくるのがレサスの特徴です。

調査のため屋根に上ると「パキッ」と聞こえてくることがあるくらい、非常に割れやすい屋根材です。

 

【ニチハ パミール】

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屋根材表面に剥離が発生しているのがパミールの特徴です。

 

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剥がれ落ちた屋根材の一部は風が吹く度にご自宅の敷地内やご近所様の庭に飛散することもございます。

 

なお、ニチハさんは屋根葺き替え費用の一部を負担するなどの補償を行っておられます。

 

しかし化粧スレートの最大手で現在も製造・販売されているケイミューさんの対応はというと、とても納得できる対応をしてくれていないのが現状です。

 

【クボタ コロニアルNEO】

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【クボタ グリシェイドNEO】

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コロニアル、グリシェイドなどに発生するクラックは、屋根形状によって発生の頻度が変わってきます。

 

「谷」「本谷」と言われる部分は屋根材をカットして納めるため、特にクラックが発生する確率が高く、写真のように屋根材が割れて脱落するなどの症状が発生しているのをよく見かけます。

 

ケイミューさんの対応ですが、まず築10年を超えた場合、ケイミューは一切の保証をしてくれません。

 

参考までに築10年を超えていても、ニチハさんは現地調査をしたうえで補修に掛かる費用の一部を補償しています。

 

「すべて屋根材メーカーが悪い」などと言うつもりはありませんが、それにしてもケイミューの対応はいかがなものかと思います。

 

屋根材にクラックが発生する原因は全て屋根材に起因するわけではなく、なかには施工上の問題に起因していることも見受けられます。

 

さて、今後ケイミューさんはどのような対応をとっていかれるのでしょうか?

 

ニチハさんの対応が変わってきたいま、ケイミューさんの企業としての真摯な対応は期待できるのでしょうか?

【ご注意ください】住まい向上委員会が開催する屋根と外壁のメンテナンス講座

屋根と外装のメンテナンス講座

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 「市民講座」という名目で開催されているセミナー、実はコレ「一般社団法人住まい向上委員会」という非営利団体が主催しているセミナーです。

 

そして、この住まい向上委員会の裏には「プロタイムズ総研」という会社や、フランチャイズ加盟店がおり、セミナーで集客を行い、実際の営業活動はプロタイムズ総研や加盟店が行っているのです。

 

営業部隊となる施工店は、日本各地にその加盟店が存在しており、その店舗数は実に122店舗にものぼります。

 

先日も「行政のセミナーに参加した」というお客様よりご相談をいただきましたが、行政はこのようなセミナーには一切関わっておりませんので、騙されないようにくれぐれも気をつけてください。

 

石原裕次郎さんの愛車、メルセデス300SLガルウイングのご紹介です

全国を縦断する「石原裕次郎の軌跡展」の記念すべき第1回が松屋銀座にて開催されております。


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今回の目玉はなんといっても裕次郎さんの愛車、メルセデス300SLガルウイングが展示されるとのことで、早速出掛けてみました。

 

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松屋銀座の1階正面口のフリースペースに展示されているメルセデス300SLガルウイング。

 

このメルセデス300SLは、ドイツの自動車メーカー、ダイムラー・ベンツ(現在のダイムラー)が開発・製造したスポーツカーで、同社の高級スポーツカー「SLクラス」の初代モデルにあたるそうです。

 

スポーツカーレースのワークスチーム用プロトタイプレーシングカーとして開発されたこの車両、もともと市販の予定はなかったとか。


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最大の特徴はルーフ上にヒンジのある跳ね上げ式ドア、解放するとカモメの翼のような形状になることから「ガルウイングドア」と呼ばれたそうです。

 
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ヘッドライトは本来丸いタイプだったものを、裕次郎さんがお願いして縦長のヘッドライトにしてもらったとか…

 
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クルマの鍵と裕次郎さんが運転するときに使っていたグローブは、撮影可能エリアにて展示されております。

 

なお、12月26日から来年1月21日には名古屋・三越栄店での開催が決定しております。

 

屋根を塗装する本当の目的とは...塗装で防水性能が向上することはありません。

カラーベストコロニアルなどの化粧スレート屋根材は、外壁の塗装工事と一緒に施工される方が多いと思います。

 

屋根材を再塗装する本当の目的とはいったいなんでしょう?

 

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屋根を塗装することによって得られる効果は「美観の向上」だけです。

 

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長年にわたり太陽からの紫外線を浴び続け風雨に晒されてきた屋根材は、それ相応の年数が経過すると、当然褪色も起こり、汚れやコケが付着してきます。

 

ただ、褪色していても、汚れが目立ってきたとしても、決して防水性能が落ちることはありません。

 

しかし、世間一般的にみると、外壁塗装と一緒に屋根も塗装されているケースが多い...。

 

屋根の塗装を真っ向から否定しているのではありません。

 

外壁を塗り直すのであれば、やはり屋根も綺麗にしたほうがいいとは思います。

 

ただ屋根を塗装したことによって「防水性能を向上させる」といったことはありませんし、塗装をしないと「雨漏りに繋がる」といった事実はありません。

 

よって、これらのトークをしてくる業者さんには疑問をもったほうが良いかもしれません。

 

「塗っても塗らなくても防水性能に変わりはありませんが、外壁が綺麗になって屋根だけ汚れたままだと見た目が悪いから塗ってもいいんじゃないですか?」

 

このようにアドバイスしてくださる業者さんのほうが、親切な業者さんだと私は考えております。

環境に優しい屋根材は「瓦」かもしれません。

毎日暑い日が続いております。

 

今年は7月23日に埼玉県熊谷市で観測史上最高の41.1℃が観測されましたが、過去を振り返ると1933年(昭和8年)に山形市で40.8℃が記録されており、今年の猛暑が必ずしも「異常気象」が原因であるとは言えないような気もします。

 

昔から比べるとアスファルトで覆われた道路からは照り返しによる暑さがあります。

 

建物やビルが増えたことで風の通りも悪く、またクルマやエアコンの室外機から発生する熱気の影響もあるかもしれません。

 

そこで思いついたのが「屋根材から照り返される暑さがどれくらいあるのか」ということです。

 

早速検証してみました。


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検証は各屋根材を地上に置いて約1時間ほど経過した時点で、それぞれの屋根材の表面温度を計測してみます。

 
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まずはコロニアル、表面温度は59℃ありました。


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続いて一般的なガルバリウム鋼鈑の屋根材、こちらは60℃を越えておりました。

 
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こちらは一般的な平板瓦ですが、表面は表面温度は54℃です。


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最後に日本瓦、こちらは「いぶし瓦」ですが、表面温度は45℃でした。

 

この結果から、屋根材の表面温度はその材質によって大きく変わります。

 

冒頭で述べましたが、この夏を暑さは単純に気温が上がったことだけではなく、私達の生活もその要因のひとつになっているのかもしれません。

 

屋根に瓦を使うことは、もしかしたら地球環境のためにも良い異なりのかもしれませんね。

震災に強い屋根を目指して...耐震を考慮した日本瓦の棟積み直し工事の様子はコチラから!

震災が発生するたびに悪者にされるのが「瓦屋根」です。

 

これをいいことに多くのリフォーム業者さんは「屋根は軽いほうが良い」と、ガルバリウム鋼鈑への葺き替えを勧められているようです。

 

しかし、重い瓦を下ろしてガルバリウム鋼鈑に葺き替えた結果、強風により建物全体が揺れるといった事例も発生しており、必ずしも屋根を軽くすることが良いとは言い切れますん。

 

そこで、震災を見据え瓦屋根への耐震補強のひとつとして「耐震工法」という、地震に強い棟を築くことで、被害を抑えることが出来るのです。 

 

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震災で崩れてしまった棟瓦。

 

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既存の棟瓦を解体し、耐震棟金具を母屋垂木に固定します。

 

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固定した棟金具の上に瓦桟を設置、最上部の桟瓦はビスや釘で全て固定しておきます。

 

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棟金具に鉄筋を設置します。

 

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熨斗瓦に銅線を使って、設置した鉄筋に緊結します。

 

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南蛮入り漆喰で下地を整え、そこへ銅線を通した熨斗瓦を鉄筋に緊結します。

 

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2段目以降も同じ作業を繰り返します。

 

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予め鉄筋に固定した長い銅線は、棟瓦を固定するためのものです。

この銅線を棟瓦(5寸丸)の内側から表に通し、緊結するのです、

 

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そして施工が完了。

この工法は全日本瓦工事業連盟(全瓦連)の推奨する「ガイドライン工法」に沿った耐震工法のひとつです。

 

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屋根の不具合を指摘してくるイーグル建創というリフォーム会社の営業にはくれぐれもご注意ください

本日もまた無事に屋根の葺き替え工事が完了致しました。

 

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築20年、屋根の葺き替え工事です。

 

今回の工事、最初にアプローチをいただいてから約1年、過去に塗装歴があり、退色・色褪せは目立つものの、私からは「そんなに慌ててリフォームしなくてもまだ大丈夫ですよ」とお話しを差し上げておりましたが、お客様から「リフォーム営業がひっきりなしに訪ねてきて困ってる。屋根をリフォームしたらもう来なくなると思うから」との理由でご契約いただきました。

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(現地調査時の写真より)

 

ひっきりなしに訪ねてくるリフォーム業者とは?

 

それは、東京・神奈川を中心に展開する「イーグル建創」というリフォーム会社です。

 

「担当が替わりましたのでご挨拶に伺いました」

 

ある日アポなしで突然訪ねてきて、このように挨拶するのがイーグル建創の営業手法のひとつのようです。

 

このときに屋根のリフォームを勧められたそうですが、お客様は「いま話をしている会社があるから」と断ったそうなのですが、数日後再び訪ねてきたそうです。

 

そして屋根を見るなり、

「あー、もうダメだ。このままだと雨漏りする」

「もう手遅れだ」

「もっと前にリフォームしておけば良かったのに」

と言ってきたそうです。

 

私の見立てでは、今すぐ必要な状況ではないことを1年ほど前にもお伝えしてあったのです。

 

それなのに「手遅れ」というのはいったいどういうことなのでしょうか?

 

これはイーグル建創に関わらず、突然訪ねてくるリフォーム業者は今すぐにでも仕事がほしいためにお客様の不安を煽り工事を急がせる、悪質なリフォーム営業でしかありません。

 

お問い合わせくださる多くのお客様が、このようなしつこい営業にお困りになっておられます。

 

あまりにもしつこいリフォーム営業に対しては、明確に断ることが重要です。

 

その後再び訪問してくるようであれば、それは明らかな法律違反(特定商取引法)となり、その業者は罰せられることになりました。

 

訪問販売による悪質なリフォーム営業には、くれぐれも気を付けてください。

 

 

【プロタイムズ】消費者だけではない、業者向けのセミナーも開催するプロタイムズの営業手法

7月17日~18日に東京ビッグサイトにて毎年恒例の「リフォーム産業フェア」が開催されました。

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リフォーム業者向けのイベントなのですが、私が気になったのはコチラです!

 

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「市民講座」と銘打って、セミナーを開催している「プロタイムズ」も出展していました。

 

このブースで配布されていた資料の一部を公開します。

 

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これはリフォーム業者向けのチラシです。

 

 

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会場ではリフォーム業者向けのセミナーも開催されていたようです。

 

「知識がなくても誰でも集客できてしまう」

 

「今より受注単価が20万円以上上がる...」

 

など、消費者の方々を食い物にするような文言が記載されておりますが、これこそがプロタイムズの手法なのです。

 

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そして、業者向けのセミナーの申込書も同封されておりました。

 

市民講座と称し、あたかも行政が推奨している会社だと見せかけたセミナーを開始し、そこで苦労することなく顧客情報が入手できる仕組みです。

 

そして実際に調査に伺うと、

 

外壁の軽微なクラックを指摘して「水漏れの原因になる」

 

屋根を見てヒビ割れが起きていれば「すぐにカバー工法をしないと雨漏りする」

 

など、消費者の不安を煽り、相場よりも高い金額で工事を受注しているのが、プロタイムズの手口です。

 

市民講座と称して開催されるリフォームセミナーは大変危険です。

 

くれぐれも気を付けていただきたいと思います。

 

 

リフォーム会社はなぜカバー工法を勧めるのか?

世の中のリフォーム会社では、築年数が築10年から15年前後で、コロニアルなど化粧スレート屋根材が使われている戸建住宅にお住まいの方に狙いを定め、ガルバリウム鋼鈑を使ったカバー工法を積極的に勧めています。

 

たしかに、アスベストを含まないコロニアルは、屋根材にヒビが入っていることが多いことは紛れもない事実です。

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これは、それまでの屋根材に含まれていたアスベスト(石綿)がなくなったことが原因です。

 

しかし、ヒビが入っているからといって、これが雨漏りに繋がることはほぼ皆無なのにも関わらず、カバー工法を勧めるリフォーム業者のほとんどは「すぐに工事をしなければ雨漏りが発生し、大変なことになりますよ」と言って、住まわれる方の不安を煽ります。

 

そこで勧められる「カバー工法」ですが、これを積極的に勧めているのはリフォーム業者の中でも外壁塗装を専門に行っている塗装会社です。

 

なかでも「ガイソー(GAISO)」という全国各地に拠点を構える塗装会社さんでは「スーパーガルベスト」という、断熱材入りのガルバリウム鋼板を積極的に採用されていますが、商品の販売価格が公表されていない屋根材であり、施工価格もガイソーのウェブページを拝見すると「工事費コミコミ98万円」といった大雑把な内容でしかありません。

 

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古来より「餅は餅屋」ということわざがあります。

どんなにそのことについて詳しくても、また作業が上手でも所詮は素人。

専門家にはかなわないので、専門家に任せるのが安心、という意味です。

 

外壁の塗装について、それは専門家である塗装業者さんに任せるのがいちばんです。

 

しかし、その塗装業者さんも屋根に関しては素人です。

 

コロニアルの製造元であるケイミューでは、屋根の塗装をあくまでも美観上の目的としており、防水性能を向上させる目的のための塗装ではありません。
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しかし、多くの塗装業者さんは「防水性能が落ちる」と言って塗装を勧めているのです、

 

そして、コロニアルなどの化粧スレート屋根材に発生しているヒビ割れに目をつけ、今度は「このまま放置しておくと、雨漏りするのでカバー工法をしたほうが良い」と営業しているのです。

 

更に「撤去費用と廃材処理費用が発生しないので工事費用を抑えられる」「既存の屋根材の上から施工が出来るので、工期が短縮できる」というのもカバー工法を勧める業者さんの口グセですが、その見積書を拝見すると、高額な金額となっているケースがほとんどです。

 

酷いケースになると、私のほうで屋根葺き替え工事、外壁塗装工事をお請けしてもまだ安いといった法外な見積書を出しているケースもあるのです。

 

外壁塗装業者さんから出される屋根のカバー工法については、言われたことを鵜呑みにするのではなく、まずは屋根専門業者に相談されることをお勧めします。

新築そっくりさん(住友不動産)で施工した屋根リフォーム工事が凄い!

おかげさまで多くのお客様より屋根に関するご相談・お問い合わせを頂戴しております。

 

お客様からのご相談が多くなるにつれ、偶然にも同じ会社でリフォームをされていることがあります。

 

そして、そのご相談の内容は「リフォームをしたのに屋根に不具合が発生している」という、お客様にとっては「なぜ?」という疑問や、施工会社に対する「怒り・不満」といった内容になります。

 

ケース1 カバー工法で発覚した手抜き工事

 

 

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こちらの屋根は、数年前に新築そっくりさんでガルバリウム鋼板によるカバー工法で屋根の改修工事をされたそうなのですが...

 

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強風の影響で棟板金が飛散してしまったのです。

 

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こちらが落下してきた棟板金です。

こんなものが下を歩いている歩行者などに直撃したら...とんでもない大参事になるところでした。

 

この棟板金が飛散した原因、それは明らかな手抜き工事だったのです。

 

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浮き上がった棟板金

 

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板金を固定している釘は下地の材木をかすめているだけ、釘は全く効いていない状態だったのです。

 

お客様から住友不動産の担当者に連絡を入れたのですが、その回答は「当時施工した屋根業者が辞めてしまったのでわからない」の一点張りで、全く相手にしてもらえなかったとか。

 

ケース2 日本瓦の屋根修理

 

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築30年を超えた日本瓦です。

 

2年程前にやはり住友不動産で屋根の修理をしたということですが、どうやら棟の漆喰の重ね塗りを行ったようです。

 

日本瓦の漆喰の重ね塗りが全く意味のない工事であることは、以前投稿したブログにも書かせていただいております。

 

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これは日本瓦の葺き替え工事の際に撮影した写真です。

 

重ね塗りした漆喰は、経年によって剥離してしまいます。

表面だけ綺麗に見せる「漆喰の重ね塗り」は、全く意味がありません。

 

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厚く塗られた漆喰に、コーキング処理。

 

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漆喰の表面からのし瓦の端部までわずか5mm、本来であれば2段目、3段目ののし瓦の水を切るため、漆喰の表面は端部から30mm以上中に入ったところになければならないのです。

 

この状態では、将来雨漏りに繋がることは間違いありません。

 

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瓦を剥がしてみました。

 

新築当時施工されたルーフィング材が縮んでしまい、野地板が見えてしまっています。

このような状態であれば、当然屋根の葺き替え工事などを提案するのがリフォームに携わる「プロ」の仕事なのですが、中途半端で無意味な棟瓦の修理をしたことで、そのときに掛かった費用(数十万円とお聞きしました)が無駄になってしまったのです。

 

大手のリフォーム会社だからといって、決して安心しないでください。

 

住友不動産、新築そっくりさんという、聞けばだれでも知っているようなリフォーム会社でも、屋根工事はこんな程度なのです。

 

だからと言って「大手は安心できない」ということではありません。

 

大手だろうが中小のリフォーム会社だろうが、その工事を手掛ける屋根工事会社さんが、屋根に関する豊富な経験と知識、そして技術を持ち合わせていれば、なにも心配する必要はありません。

 

どんなカタチであれ、屋根を修理・リフォームするのであれば、まずは工事内容の説明をしっかり聞いて、わからないことは何度でも質問し、納得したうえで工事を行うことが重要なのです。

そこに共通することは、明らかな手抜き工事が行われていることです。

横浜市港北区を徘徊しているリフォーム業者

増え続ける一方のリフォーム営業、本日もまた屋根の不具合を指摘されたお客様より調査のご依頼がありました。

 

場所は横浜市港北区「近くのマンションでエアコン工事をやっていたら、お宅の屋根の板金が浮き上がっているのが見えて…」と言って訪ねてきたそうです。

 

そして屋根に上り板金に釘を打ち付け「このまま放置しておくと雨漏りするから、大工さんに頼んだほうがいい」「良かったら見積出しますよ」と言ってその場を後にしたそうです。

 

お話しを伺ってから屋根に上って調査を開始します。


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屋根は経年により、それなりの色褪せや汚れの付着は見られるものの、指摘された板金の浮き上がりなどはありません。

 

これは、明らかに悪質なリフォーム業者の手口です。

 

名刺の代わりに会社名と連絡先を書いたメモを残し立ち去ったそうです。


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この類いの手口は、明らかに怪しいリフォーム業者です。

 

くれぐれも、このような業者を相手にされないよう気をつけてください。

2016年1月に開催された調布市政施行60周年記念特別企画「石原裕次郎展」

2016年1月9日~11日に調布市で開催されていた市政施工60周年記念特別企画・石原裕次郎展の模様を皆様にご紹介したいと思います。

 

映画のまち、調布

 

東京都調布市は東京都のほぼ中央、多摩地区の南東部に位置しており、新宿から特急で15分と都心へのアクセスも良く、自然豊かな街並みです。

 

現在の調布市内には日活調布撮影所、角川大映スタジオはじめ、数多くの映画・映像関連企業が集まっていることから、別名「映画のまち」とも言われております。

 

今回、調布市政施行60周年記念ということもあり、特別企画の第2弾として調布市内に事務所を構える石原プロモーションの協力で「石原裕次郎展」が開催されたわけですが、石原プロモーションと言えば私の中では真っ先に伝説の刑事ドラマ「西部警察」が思い出され、今回は撮影で実際に使用された車両が展示されるということもあり、満を持して出かけてまいりました。

 

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京王線の調布駅。

 

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駅前のロータリー、当日は天気も良く絶好のお出かけ日和でした。

 

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駅前から歩いて数分のところにあるビルに石原プロモーションの事務所があります。

 

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今回のイベント会場は、これも駅から歩いて数分のところにある「調布市文化会館たづくり」で開催されました。

 

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さぁ、いよいよ伝説の刑事ドラマ「西部警察」に登場した特殊車両の登場です。

 

初代軍団特殊車両・マシンX

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レストア完了後、初めての一般公開となったのが日産・スカイライン2000GTターボをベースに改造された初代軍団特殊車両「マシンX」です。

 

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助手席には各種メーター類や大型コンピューター、サーチライト、スチールカメラ等の特殊な装備が備えられております。

 

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西部警察の放送終了後、広島市内で一般公開され、その後の消息は不明だったのですが、実は石原プロの倉庫にカバーをかけた状態で保管されていた事が判明、レストアを経て今回の展示に至ったようです。

 

ちなみに撮影当時は予備車両、スタント用、撮影用と数台製作されたようで、今回展示された車両は日産自動車から納入されたメイン車両らしいです。

 

特別機動車両・サファリ

 

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日産・サファリ4WDをベースに改造された車両で、フロントに2門の散水銃とルーフ内に放水銃が装備されております。

 

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ルーフ上に飛び出ているのはビデオカメラです。

 

 

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車内にあるモニターに前面道路の様子が実際に映っています。

 

今回は西部警察に登場した車両の他に、もう1台の大変貴重な車両が展示されておりました。

 

ゴリラ・警視庁捜査第8班で使用された三菱スタリオン

 

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西部警察放送終了後の1989年から放送された刑事ドラマ「ゴリラ・警視庁捜査第8班」に登場した車両で、ガルウィングドアが特徴的な車両です。

 

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内部は自動車電話とラップトップパソコンが搭載されております。

 

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なお、今回ご紹介した車両たち、マシンX以外は東京都府中市にあるカーコーティング専門店「村山商事」さんで大切に整備・保管されており、サファリは常時ショールーム内に展示されています。

また、スタリオンも定期的に開催される車両メンテナンスで公開されることがあります。

西部警察に登場した車両のメンテナンスの様子がご覧になれます

東京・府中市にあるカーコーティング専門店の村山商事さんでは、定期的に石原プロモーション所有の劇用車の公開メンテナンスが行われております。

 

今回は2018年5月6日に開催された公開メンテナンスの様子をご紹介したいと思います。

 

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敷地内に設置されたガレージ。

 

 

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西部警察に登場した渡哲也さん演じる大門団長のスーパーZと、「栄光への5000キロ」で使用されたダットサン・ブルーバード(510型)

 

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ブルーバードの隣から、西部警察に登場したマシンRS-3、ゴリラ・警視庁捜査第8班で使用された渡哲也さん演じる倉本省の専用車・三菱ギャラン、そして同じくゴリラで使用された田中美奈子さんの専用車・三菱エクリプスです。

 

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石原プロモーション所有の劇用車が一堂に見ることが出来るのは、今となってはこの公開メンテナンスのみとなってしまいました。 

 

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車両のメンテナンスを行っていらっしゃるのは石原プロモーションの車輌担当・宇角さんです。

 

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こちらは西部警察のあとに放送された「ゴリラ・警視庁捜査第8班」で使用された三菱のギャランです。

 

劇中では渡哲也さんの専用車でした。

 

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こちらも同じく「ゴリラ」で使用された三菱のエクリプスです。

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劇中では田中美奈子さんの専用車でした。

 

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三菱のスタリオンは「ゴリラ」で舘ひろしさんの専用車でした。

 

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こちらは言わずと知れた車両です。

西部警察で石原裕次郎さん演じる木暮課長の専用車、日産ガゼール・オープンです。

 

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公開メンテナンスでは普段なかなか見ることが出来ない車両を見ることができます。

 

【マシンRS-1(攻撃指令車)】西部警察に登場したDR30型スカイライン①

【マシンRS-1(MACHIN RS-1・攻撃指令車)】

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マシンRS-1は、西部警察PARTⅢ第16話「大門軍団フォーメーション」から登場しました。

 

ベースとなったのは日産・スカイライン(DR30JFT型2000RSターボ・前期型)

 

【車両データ】

全長:4595mm

全幅:1665mm

全高:1360mm

車両総重量:1315kg

 

ナンバーは「品川59 た 35-29」

追跡及び攻撃を目的とした指令車両の役割を担っています。

 

【マシンRS-1登場時のナレーションより】

新たに日産自動車で設計・製作されたマシンは、いずれも高度にチューンナップされた最新式のターボエンジンを搭載した“スカイラインRSターボ”で、最高出力280馬力、最高速250km/h。この高性能に加え、攻撃車(RS-1)には口径20mmのマシンガン、およびアフターバーナーによる急加速装置を装備し、最高速度まで16.3秒で達します。

 

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フロントスポイラーにはマーシャルのフォグランプと赤色灯が装備される。

 

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フロントスポイラーはFET極東(エアロクラフト)製、シリアルナンバーが刻印されている。

 

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ボンネット上に装備されたエアアウトレット。

 

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エアスプリットはFET極東(エアロクラフト)製。

 

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エクストリームスプリットは純正オプションの「AD three」製。

 

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リアスポイラーはFET極東(エアロクラフト)製の「システム3」。

 

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タイヤはブリヂストンのポテンザRE91(205/55-16)、ホイールはエンケイ・メッシュ4。

 

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リアタイヤは225/50-16。

 

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フェンダープロテクラー、マッドガードは純正オプションの「AD three」製。

 

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ルーフ上に装備された格納式の2連装機銃。

上下のみ23度可動する。

 

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大型のパトライトはエアロクラフト社製のオリジナル。

 

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リアウィンドーバイザーも純正オプションの「AD three」製。

 

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マフラー出口は1本。

 

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リアバンパー下に装着されたスリットスポイラー。

 

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助手席に搭載された大型コンピューター、乗車定員は1名で主に柴俊夫さん演じる山県刑事がステアリングを握ることが多かったようです。


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パルスドップラーシステム、周波数コントロール、目標物の平面・側面投影が可能な逆合成アパチャーレーダー(ISAR)、味方識別装置(IFF)、敵のレーダー波を逆探知するレーダーホーミング警戒装置(RHAWS)、オシロスコープと5インチモニター、八重洲の特殊無線機などが装備される

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ステアリングはナルディ製。

 
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ペダル類はノーマル。

 
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2連装機銃の操作スイッチ。


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(PARTⅢ 第16話より)


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インパネ中央部分には無線機やサイレンの操作スイッチが配置されております。

 
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インパネ下部には「VDO」の追加メーター(バキューム、電流、電圧、外気温)が配置されております。

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天井にも各種操作ボタンが配置、その奥の出っ張った部分は2連装機銃が格納されております。


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シートは「コルビュー」のリクライニングタイプ、シートベルトは「ブリタックス」の4点式に変更されております。


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エンジンはFJ20ET型DOHC4気筒ターボ、番組上の設定ではエンジン出力(FJ20ET改)280ps、最高時速265km。


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アフターバーナー(急加速装置)使用時の最高速度到達時間は16.3秒となっております。


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現在は府中市にある村山商事さんで大切に整備・保管されており、各種イベントなどへ展示されるときもございます。