ニチハの製造した屋根材「パミール」が生産を終了してから今年で10年を迎えております。
パミールに発生している数々の症状については今更多くを語る必要はないと思いますが、ここへきて製造したニチハの対応に変化が見られております。
今も多くお客様からご相談をいただくニチハのパミールですが、以前は築10年を超えていることを理由に補償をしないといったこともありましたが、最近は一転して築10年を超えた場合でも「〇〇〇〇費」という名目で、今まで以上の補償を行っていることがわかりました。
2008年よりパミールの問題に携わってきた私ですが、問題発覚当初はニチハさんが費用を全額負担して屋根の改修工事(葺き替え)を行ったこともありました。
その後は自社製品の「アルマ」「横段ルーフ」を支給することもありました。
また某ハウスメーカーを交え交渉を行ったときには「引き渡し後5年を経過したら補償は一切しない」と押し切られたこともございました。
改修工事に掛かる新規屋根材の金額の6割を支給するといったケースもありました。
そして数年前には屋根面積1㎡あたり〇〇〇〇円程度の補償しかしてくれなかったのですが、今年に入ってからは私の想像を超える補償金額が提示されるようになったのです。
ただしこれがいつまで続くのかはわかりません。
もしかしたら年が明けて急に「一切補償しません」という方針に変わる可能性もあります。
ニチハ・パミールに関するご相談、お問い合わせはご遠慮なく、お気軽にお申し付けください。