後悔しないための本当に正しい屋根工事・屋根リフォームがここにある【屋根専門・石川商店のスピンオフブログ】

屋根業界にいるからこそ伝えられる真実...屋根の点検・調査から見た屋根の状態や屋根リフォームの工事の様子、悪質なリフォーム営業の手口、はたまた趣味のお話しなど、皆様のためになる話題をご紹介していきたいと思います。

屋根修理 瓦の棟取り直し工事、全てご覧に入れます!(平板瓦・湿式工法)

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先日屋根の点検に伺ったお客様より工事のご依頼があり、6月17日から工事に着手していたのですが、その工事が27日に無事完了いたしましたので、その工事の様子をご紹介したいと思います。

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まずは工事前の状態から...

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当時は棟瓦を釘で固定する施工法でしたが、経年により釘の浮き上がりが生じることが判明したことから、今はビスで固定する施工方法になっております。

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まずは既存の棟瓦を撤去します。

築20年以上経過していますが防腐処理された垂木はやはり頑丈ですね。腐食している様子は全くありませんでした。

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経年により新築当時に施工された漆喰は剥がれ中の土は砂状になっておりました。

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漆喰や土などを除去した後は「棟金具」を固定します。

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設置した棟金具へ防腐処理された垂木を固定します。

今は樹脂製の垂木もあるのですが、樹脂製の垂木は施工中に割れたり折れたりすることもあるので、ここはあえて防腐処理された垂木を使用します。

防腐処理された垂木の強さは、棟瓦を撤去した時の写真をご覧いただければご理解いただけると思います。

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垂木固定が終わったらシリコン入り南蛮漆喰(シルガード)を施工します。

※株式会社馬場商店(本社:埼玉県児玉郡) シルガード(白)を使用しております。

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シルガードの施工が終わるといよいよ棟瓦を被せていきます。

棟瓦復旧の前に...

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今回は「本谷板金」の交換も施工させていただきました。

20年以上先の将来を見据え、より安心していただくための工事です。

本谷周辺の瓦も一部割れやズレが生じておりましたので、せっかく棟の取り直し工事をするのであれば、一緒にやっておくと良い工事のひとつになります。

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本谷板金交換後は周辺の瓦を復旧します。

そして引き続き棟瓦の復旧作業を進め...

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施工完了です。

築20年以上経過した平板瓦は、漆喰が剥がれや釘の浮き上がりといった症状が発生しているケースが少なくありません。

瓦屋根修理にはそれ相応の技術が必要です。

通りすがりのリフォーム業者さんから「漆喰が剥がれている」「釘が浮いている」「棟が歪んでいる」と声を掛けられる機会が増えたのであれば、まずは一度屋根の状態を確認してみたほうが良いかもしれませんね。