後悔しないための本当に正しい屋根工事・屋根リフォームがここにある【屋根専門・石川商店のスピンオフブログ】

屋根業界にいるからこそ伝えられる真実...屋根の点検・調査から見た屋根の状態や屋根リフォームの工事の様子、悪質なリフォーム営業の手口、はたまた趣味のお話しなど、皆様のためになる話題をご紹介していきたいと思います。

日本瓦(和形)の葺き替え工事から見る漆喰の重ね塗りが無駄な工事の理由

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本日より、目黒区内において日本瓦の葺き替え工事に着手しております。

 

屋根の葺き替え工事では、様々なことが見えてくるものです。

 

今回は、瓦屋根で多くのリフォーム業者さんが行っている「漆喰の重ね塗り」が、どれだけ意味のない工事なのかをご覧に入れたいと思います。

 


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まずは桟瓦から撤去していきます。

 


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順調に作業を進め、いよいよ棟瓦の解体に着手します。

 


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重ね塗りされた漆喰は、見事に剥がれているのがご覧になれると思います。

 


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こちらは隅棟になりますが、同じように重ね塗りされた漆喰は剥がれています。

 

これこそ、漆喰の重ね塗りがいかに意味のない無駄な工事なのかがお分かりになると思います。

 

多くのリフォーム業者さんでは、瓦屋根になにかと理由をつけては「漆喰の重ね塗り工事」を勧めておられます。

 

しかし、この漆喰の重ね塗り工事を行った結果、雨漏りが発生することもあるのです。

 

もしも、漆喰の重ね塗り工事を勧められたときは…そのリフォーム業者では工事をしないで、必ず屋根の専門業者にご相談ください。