外装リフォームをご検討中の方は必見です!
信頼できる業者さんを選ぶって、本当に大変ですよね。
ネットで検索してもどこも同じように見えてしまう...
どのホームページを見ても「低価格」「他社よりも安くなりました」なんて...どこも「本当に信用できるのか?」と疑っているときに、こんなチラシが入っていたらどうでしょうか?
ご自宅の近くで開催されるリフォーム講座のチラシです。
しかも「市民講座」と書いてある...
近くの〇〇センターで開催、近いからちょっと出かけて話を聞いてみよう...
これが大きな間違いへの第一歩となる可能性あるのです。
一見すると区が主催のセミナーにも見えますが...
主催団体のホームページを見ると、東京・神奈川を中心に週3日程度開催されていることが分かります。
表向きは一般市民の方の相談に対応してリフォームに関する様々なアドバイスを行っているようなので、いかにも信頼できそうなセミナーに見えます。
しかし、実際はそのへんの塗装業者とあまり変わらない、リフォーム営業の手口だということが見えてきます。
【ポイント①】行政が管轄する施設でセミナーを開催している
「市民センター」「市民会館」「地区センター」などの行政が管轄する施設で開催することによって「自治体が主催している」と勘違いする人が多いのです。
実際に私がお会いしたお客様のなかに同様のセミナーに参加された方が何人かいらっしゃいました。
そしてその全員が「区が主催しているから...」という理由で参加されたようです。
【ポイント②】個別相談すると見積のため業者がやってくる!
個別相談をすると早い方で当日中にお抱えの塗装業者がやってきて調査を始めます。
おかしいと思いませんか?ただ相談に行っただけなのに、その日に業者が飛んでくるんです。
【ポイント③】後日DVDに収録した映像を見せながら状態を説明する
調査後には報告書と見積書を持参してきます。
DVDに収録された映像には屋根の調査の模様が収録され、傷み具合を指摘し「雨漏りの危険がある」と言ってきます。
また外壁の調査では必ず手で触って「チョーキングが発生しています」と言います。
築年数が10年近く経っていれば、それなりに劣化も生じてくるのは当然です。
【ポイント④】A3の資料に塗装の資料
続いてA3くらいの大きさの資料を見せられます。
その中には建物の平面図や立面図が含まれており、塗料による違いが比較できる一覧表があります。
【ポイント⑤】
塗装工事を勧めるときは「塗料は全て新しいものを仕入れ、全て使い切ります」と仰るそうです。
「他の現場で余った塗料は一切使わない」と言いたいようなのですが、しかし「全部使います」って言い切るのもどうかと思いますけどね...。
【ポイント⑥】屋根はカバー工法
築10年を超えた屋根については「褪色(色褪せ)が始まっている」「苔(コケ)が付着している」などを指摘し「防水性能が落ちてきているので塗装が必要」と言ってくる。
棟板金の釘の浮きについて「ここから雨水が侵入し雨漏りの危険がある」と指摘する。
屋根材にクラック(ひび割れ)を発見すると「ここから雨漏りする危険がある」「全体的に割れが見られて危険な状態」だと言ってカバー工法を勧める。
所詮こんなもんですね。
一般社団法人を隠れ蓑にした塗装会社の姿が...
これらは全てセミナーに参加されたお客様からお聞きした情報です。
実際に提出された見積書を拝見しましたが...約20坪(およそ66㎡)の屋根カバー工法の金額がなんと、200万円を超えているではありませんか...
普通に考えて屋根葺き替え工事が出来て外壁塗装もできる金額です。
実はこの手のリフォームセミナーを開催しているのは一般社団法人のとある団体です。
そして調査にやってくるのは...〇〇〇〇〇〇という塗装専門の会社さんです。
その団体が開催しているセミナーは相談やアドバイスをしているだけなのに、すぐに塗装会社が来て見積するって、話しがうますぎると思いませんか?
結局裏では一般社団法人と塗装会社がつながっていることは明白なのです。
説明がうまいのか資料の出来が良いのか...お客様が納得してお金を払われているので詐欺になることはありませんが、ただ普通に考えて異常に高い金額が設定されているように思えます。
外装リフォームをご検討されている方、特にこういったセミナーに参加された方、またこれから参加しようと思っている方は特に注意してください。
※実際にセミナーに参加された方から伺ったお話を元に作成しております。
※このブログはそれらを踏まえ個人的な見解を述べているにすぎません。
※特定の団体や企業に対して誹謗中傷しているのではありません。