後悔しないための本当に正しい屋根工事・屋根リフォームがここにある【屋根専門・石川商店のスピンオフブログ】

屋根業界にいるからこそ伝えられる真実...屋根の点検・調査から見た屋根の状態や屋根リフォームの工事の様子、悪質なリフォーム営業の手口、はたまた趣味のお話しなど、皆様のためになる話題をご紹介していきたいと思います。

塗装を避けたほうが良い屋根材①ニューザルフグラッサ

【ニューザルフグラッサ】

クボタ松下電工外装株式会社(現在のケイミュー)から発売された屋根材です。


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「ザルフグラッサ」の後継として2004年(平成16年)から2006年(平成18年)まで発売されておりました。

 

(補足)

製造は2006年までになりますが、実際には2007年(平成19年)3月現場納入分まで使用されているようです。

 

なおニューザルフグラッサの後継品は、現在多くのハウスメーカーさんで採用されている「コロニアルグラッサ」となります。


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軒先側のデザインがストレートで、両端のスリットが大きいのがニューザルフグラッサの特徴です。


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見た目が似ている屋根材に「グリシェイドNEO」というものがあります。

 

【グリシェイドNEO】

 

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【ニューザルフグラッサ】

 

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【見分けるポイント】
グリシェイドNEOとの違いは、表面のデザインが木目調になっているのがニューザルフグラッサです。


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経年により屋根材にクラック(ヒビ割れ)が発生する事例が見られており、仮に再塗装を行っても数年後には更にクラックが発生してくる可能性がかなり高いです。

 

なおカタログには掲載されておりませんが、現在も一部のビルダーさん向けに「グリシェイドグラッサ」として採用されております。

 

見た目上ではニューザルフグラッサとグリシェイドグラッサとの違いを見極めるのは非常に困難です。

 

よって見分けるポイントは2007年(平成19年)3月までに建てられた建物かどうかを基準にしていただくしかないように思います。