2007年頃に発覚したニチハの屋根材「パミール」に起こる屋根材表面のミルフィーユ状の剥離、そしてパミール釘が錆びたことから発生する屋根材の脱落問題ですが、そのパミールが生産を終了して今年で10年目を迎えております。
(パミールに発生するミルフィーユ状の層間剥離)
(パミール釘の錆が原因と思われる屋根材の脱落)
(パミールに発生している釘の錆の様子)
全国各地からお問い合わせをいただいておりますこの「パミール」への改修工事として、多くのリフォーム業者さんが推奨しておられる工事がガルバリウム鋼板を使った「カバー工法」なのですが、私は以前から「葺き替え工事」をお勧めしております。
その理由は主に
①ガルバリム鋼板による葺き替え工事は金属屋根材が高額なため工事価格が高い
②施工後30年を経過した時に屋根のリフォームの選択肢を確保する
③葺き替えは最短1日で施工が完了できる
といった理由から、私は「葺き替え工事」を推奨しております。
そこで今回はこれまでに施工させていただいたパミールからコロニアルへの葺き替え工事のなかで、1日(足場工事除く)で施工が完了した工事事例をご覧に入れたいと思います。
【神奈川県茅ケ崎市 2階建て 87㎡ コロニアルグラッサ使用】
(施工前)
(既存パミール撤去の様子)
【川崎市中原区 2階建て 54㎡ コロニアルグラッサ使用】
(施工前)
(新規屋根材施工の様子)
(施工完了)
【茅ヶ崎市 2階建て 58㎡ コロニアルグラッサ使用】
(施工前)
(既存パミール撤去の様子)
(施工完了)
【東京都世田谷区 2階建て 66㎡ コロニアルクァッド使用】
(施工前)
(施工後)
【横浜市旭区 2階建て 111㎡
(施工前)
(施工後)
【横浜市港北区 2階建て 76㎡ コロニアルグラッサ使用】
(施工前)
(施工後)
1日で施工が完了するためには諸条件はございますが、目安として屋根面積がおよそ100㎡前後、屋根面が6面までとなります。
また足場工事は設置、解体、それぞれ1日で計2日を要します。
ニチハのパミールでお困りの方、またリフォーム業者さんから提出されたカバー工法のお見積りに不明な点があるなど、どんな些細なことでも構いませんので、ご不明な点がございましたらご遠慮なくお気軽にお問い合わせください。