「近くで工事をやっていたらお宅の屋根の板金が捲れあがってますよ」
「このまま放っておくと雨漏りして大変です」
「釘を数本打てば直りますから、屋根に上らせてください」
このような手口で訪ねてくる悪質なリフォーム営業、このように不安を煽って屋根に上ろうとする「点検商法」が後を絶ちません。
今回は実際に近くで工事をやっているという業者から屋根を指摘されたお客様のところへお伺いし、屋根の点検を行ってまいりましたので、その模様をご報告したいと思います。
今回お伺いしたのは横浜市旭区です。
「屋根の板金捲れあがっている」と指摘を受けたそうですが、実際に屋根に上ってみたのですが...。
特に異常は見当たりませんでした。
お客様も不審に思って「近くで工事ってどこですか?」と聞いたそうです。
するとその業者は「1本裏の通りで工事をやっていて見えたんですよ」との返答が。
しかし後でご近所を回ってみると、工事をやっているお宅はなかったそうです。
これがリフォーム業者の手口なのです!
作業着を着て訪ねてくるリフォーム業者、いかにも職人さんらしい雰囲気を出しているそうなのですが、そのほとんどは悪質なリフォーム業者です。
悪質なリフォーム業者は、予め場所を決めたら、その付近一帯を徘徊し一見古く見える家を狙って訪問してきます。
このような業者は、絶対に屋根に上げてはいけません。
皆様、くれぐれもご注意ください。