JR西日本の後藤総合車両所(鳥取県米子市日ノ出町)では、毎週水曜日(祝祭日除く)に「後藤総合車両所見学ツアー」を開催しております。
これは鉄道をより身近な存在に感じてもらうことを目的として企画されたもので、普段はなかなか目にすることのない鉄道車両の整備の様子などを間近で見ることが出来る、鉄道ファンではなくても楽しめるツアーなのです。
そんなツアーに私は過去3回参加させていただきました。
初めて参加したのは2016年の3月のことです。
このときは転属してきた381系が改装工事の真っ最中でした。
「特急くろしお」に使用されていた381系です。
このあと「特急やくも」用に改装されていくのです。
こちらはおそらく「特急こうのとり」などで使用されていた、国鉄色の381系です。
こちらも「特急やくも」用に改装されていったのです。
2回目は2016年の6月です。
しかしこのときは個人的に興味を惹かれるものがなく、どちらかといえば「失敗」に終わったツアーとなりました。
このときは「特急はまかぜ」に使用されるキハ189系が入場しておりました。
381系の先頭車が後藤総合車両所内に留置されておりました。
しかし間近で見ることはできず...
見学ツアー終了後、JR境線の後藤駅付近から撮影しました。
そして3回目は今年の4月、ゴールデンウィーク前のことでした。
実は2016年の11月から、オプションでJR米子駅構内にある運用研修センターも見学ができることになりました。
米子駅のホームからも見ることができるこの扇型車庫も、このように間近でみることができるのです。
運用研修センターには「特急スーパーおき」「特急スーパーまつかぜ」「特急スーパーいなば」などに運用されるキハ187系が入場していました。
そして見学ツアーを終えて米子駅に戻ると...
米子駅2番ホームに「試運転」のマークを掲げた381系が停車中でした。
後藤総合車両所から出場して試運転に向かうようです。
台車などは綺麗に整備されており、ピカピカの状態でした。
381系が試運転に出発するのを見送り、後藤総合車両所へ向かいます。
後藤総合車両所の正門に到着しました。
今回は大変珍しい車両が入場中でした。
「ドクターWEST」の愛称で親しまれているキクヤ141です。
続いてキハ187
クモヤ145も入場しています。
キハ189もいました。
結局お目当ての381系は入場しておらず、また「残念」な結果に終わったかのように思えたのですが...
見学ツアー終了後、後藤駅に向かって歩いていると...
先ほど米子駅で見かけた381系が再び後藤総合車両所へやってきたのです。
車体も足回りもピカピカな381系は7両編成でした。
中間に組み込まれた先頭車はクモハ381系です。
この後出雲支所に回送され、翌日から営業運転にはいったものと思われます。
以上が過去に参加した後藤総合車両所見学ツアーの様子です。
皆様も機会がございましたら、ぜひ参加されてはいかがでしょうか?
なお詳しくはJR西日本のホームページ、又は米子市観光協会のホームページをご覧ください。