【マシンRS-3(情報分析車)】
マシンRS-3は、西部警察PARTⅡ第15話「ニューフェイス! 西部機動軍団」でスーパーZと共に「マシンRS」として登場しました。
ベースは日産・スカイライン(DR30型2000RS、前期型)
ナンバーは「品川59た35-26」
西部警察PART ⅢでRS-1、RS-2がデビューしてからは「RS-3」となって「情報分析車」としての役割を担うようになりました。
助手席をコンソール化して潰し、ここに全方向回転式サーチライトおよび赤外線・サーモグラフィ対応ビデオカメラ、コンピュータが設置されております。
また車内後部(運転席後方)にはコンピュータ、無線機、プリンターなどが搭載され、進行方向に対して横向きに取り付けられた座席に乗車して操作を行います。
デビュー当時のマシンRS、主に三浦友和さん演じる沖田刑事がハンドルを握っていました。
(西部警察PARTⅢ第16話「大門軍団フォーメーション」より)
RS-1、RS-2のデビューに合わせ、エアロパーツや大型パトライトが装備されました。
RS-3になりフォグランプと赤色回転灯がRS-1、RS-2と同じものに変更された。フロントスポイラーはFET極東(エアロクラフト)製。
ボンネット上に設置されたエアインテーク。
エアスプリットはエアロクラフト製。
フロントタイヤは205/55-16。
リアは225/50-16、ホイールはエンケイのメッシュ4。オーバーフェンダーは取り付けられていない。
ルーフ上に装備された大型パトライトはエアロフラクト製。
リアウィンドーバイザーはRS-1、RS-2と同じ純正オプションの「AD three」製。
リアバンパー下部にはスリットスポイラーが装着されている。
リアスポイラーはFET極東(エアロクラフト)製の純正オプション。
ドアミラーはPIAA製。
ステアリングはナルディ製。
助手席に配置された大型コンピューター。特殊無線機(組み込まれていたのは八重洲無線FT-707S)、信号操作装置(シグナルコントロール:進行方向の信号を直前の色に関係なく青に変えられる)およびECM装置(犯人側の電子機器を妨害する)などの操作盤を搭載している。
本編ではなかなか見ることのできなかった装備、助手席ドアに設置されたハンマーとレスキューキット。
後部右側に配置されたコンピューター。
モニター、キーボード、無線機などが配置される。信号分析(スペクトルアナライザー:周囲で使用されている電波の周波数、発信場所を分析する)、声紋分析(声紋を分析し、警視庁・科学警察研究所のデータベースと照合して犯人を割り出す)、前後レーダーで捉えた犯人車の逃走経路検索、カーナビイゲーションシステム、CACSシステム(自動車総合管制システム:目的地までの交差点形状、誘導表示や、周辺車両の位置、速度などの各情報を表示する)などの機能が使用でき、処理結果はCRTモニターに表示される。
進行方向に対して横向きに取付られた後部シートはFET製。
リアトレイには赤色回転灯とプリンターが配置される。
全方向に回転が可能なサーチライトと赤外線、サーモグラフィに対応したビデオカメラ。
エンジンは自然吸気エンジンのFJ20E型。
ボンネット裏側からみたエアインテーク。
現在は他の西部警察車両と同様、府中市の村山商事さんで大切に整備・保管されており、イベントなどに展示されることもあります。