後悔しないための本当に正しい屋根工事・屋根リフォームがここにある【屋根専門・石川商店のスピンオフブログ】

屋根業界にいるからこそ伝えられる真実...屋根の点検・調査から見た屋根の状態や屋根リフォームの工事の様子、悪質なリフォーム営業の手口、はたまた趣味のお話しなど、皆様のためになる話題をご紹介していきたいと思います。

通りすがりのリフォーム営業よりも危険な「アンテナ業者」の実態をご紹介します。

通りすがりのリフォーム営業。

 

この地域を担当している…

 

近くで工事をやっていて…

 

親方から言われて来ました…

 

これらはすべて悪質なリフォーム営業の手口でしたが、これだけではありませんでした。

 

屋根の上にあるものといえば…それはテレビアンテナです。

 

最近の強風による影響でしょうか、屋根の上に設置されているテレビアンテナが倒れかかったお宅を狙った悪質なリフォーム営業が増えているのです。

 

またケーブルテレビなどへの加入によって不要になったアンテナを格安で安く撤去するという手口で突然現れ、屋根のリフォーム、はたまた外装のリフォームまで勧められた方もいらっしゃるようです。

 

先日のブログでアップした瓦屋根の漆喰工事も、実はきっかけはアンテナの撤去から始まった話でした。

 

※この手口を使ったのは埼玉県越谷市の有限会社エコプランニングという会社です。

 

悪質なリフォーム会社は、いまこの瞬間もどこかの家に狙いを定めているのです。

 

皆様、くれぐれもこういったリフォーム営業には気をつけてください。

【屋根修理】棟の漆喰の重ね塗りは全く意味のないんでムダな工事!正しい棟の修理をご覧ください。

「餅は餅屋」ということわざがあります。

 

何事においても、それぞれの専門家に任せるのが一番良いということの例えです。

 

今回は、リフォーム業者から勧めら瓦屋根の棟の修理を行った結果、工事が終わった後に思いもよらないトラブルに見舞われたお客様からのご相談をご紹介します。

 

事の発端は、庭に落ちていた漆喰の塊をお客様が発見されたことに始まります。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180421131815j:plain

庭に落ちていた漆喰の塊がコレです。

 

施工中の写真がまとめられた報告書かわお手元にあるということで、早速その書類を拝見したのですが、その内容を見て更に驚きました。

 

この工事を施工したのは埼玉県越谷市にある「有限会社エコプランニング」というリフォーム会社です。

 

本来であれば施工した会社名などは一切公表しないのですが、工事内容があまりにも悪質なことから、あえて公表させていただきました。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180421124846j:plain

既存棟瓦を撤去して...

 

f:id:yuttariyakumo381:20180421124919j:plain

なんと、古い土を除去しないで漆喰を塗っています。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180421124957j:plain

更に、黒漆喰を塗った後に白漆喰を重ね塗りしています。

 

これは全く意味のない工事です。

 

現在流通している南蛮入り漆喰は、重ね塗りは不要なんです。

 

こんな工事をするのであれば、黒漆喰だけで止めておいたほうがまだマシです。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180421125038j:plain

棟瓦を戻して屋根の修理が終わり…

 

f:id:yuttariyakumo381:20180421125126j:plain

その後塗装工事を行ったようです。しかし写真のように隅棟際の瓦はズレたまま。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180421125159j:plain

棟の取り直し工事を行う場合、棟周辺の瓦を正規の位置戻してあげたうえで再固定をし直すことが必須なのですが、こちらの業者さんはそんなのお構いなしで、ただ棟を直しただけ。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180421132909j:plain

この工事の見積金額です。

「下地取付」とありますが、写真で見る限りは下地は何もしておりません。

 

これが屋根の知識・技術を持ち合わせていないリフォーム業者さんの工事なのです。

 

こんないい加減な工事で約26万円、詐欺みたいな工事です。

 

後日、お客様がこの業者さんにクレームを出したそうです。

 

すると「今度はちゃんとした屋根屋さん連れてきて、きちんとした工事をしますから」と言ってきたようです。

 

だったら最初から正しい工事をしていれば全く問題のなかったことです。

 

担当営業マンが「今までこの方法でやってきたから絶対大丈夫」とまで言っているようですが、こんないい加減な仕事しか出来ないのに、なにが大丈夫なんでしょうか。

 

こんな被害に遭わないために...

 

正しい棟の取り直し工事をご紹介します

 

f:id:yuttariyakumo381:20180421133225j:plain

まずは既存の棟瓦を撤去、元々施工されていた漆喰や土を撤去します。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180421133742j:plain

続いて棟金具を設置、そこへ防腐処理された垂木を固定します。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180421131238j:plain

棟際の瓦は再固定し直します。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180421131321j:plain

金具、垂木の設置が終わると南蛮入り漆喰を施工します。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180421134244j:plain

棟瓦はパッキン付きのステンレスビスで固定します。

先に設置した垂木にビスが効いているのです。

 

なおモニエル瓦の棟瓦は、元々釘穴が2カ所あいております。

 

ビスを固定する際はドリルで穴をあけ直し、元々あいている穴はコーキング剤等で塞ぐ必要があります。

 

隅棟や本棟際の瓦は大きな地震が発生するとズレ落ちてくる可能性があるのです。

 

実際に東日本大震災後に伺った屋根調査では、固定されていない瓦はズレ落ちていたのです。

f:id:yuttariyakumo381:20180421135453j:plain

 

f:id:yuttariyakumo381:20180421135741j:plain

(東日本大震災後にズレが生じたモニエル瓦)

 

屋根は普段なかなか目にすることが出来ないことから、悪質なリフォーム営業の格好の的になっています。

 

訪問販売をしているリフォーム会社にまともな会社はありません。

 

そんなリフォーム会社が勧めてくる屋根工事は、ハッキリ申し上げるとお金を無駄にするだけです。

 

大切な住まいを守るためにも、また来るべき震災に備えるためにも、屋根の修理やメンテナンスは屋根の専門家が手掛ける、正しい屋根の修理を行うことが大切なのです。

【瓦屋根】1級かわらぶき技能士が手掛ける日本瓦の棟積み直し工事(2段目から完了まで)

先日投稿させていただいた1級かわらぶき技能士が手掛ける日本瓦の棟積み直し(取り直し)工事の続編です。

 

現在の日本瓦の棟積み直し工事は、全日本瓦工事業連盟(全瓦連)において推奨されている耐震耐風性能を確保した「ガイドライン工法」という工法での施工を行っております。

 

屋根工事も施工できるリフォーム業者さんのホームページを拝見しますと、依然として銅線を表で大回しにして緊結する工法で工事をなさっておられます。

 

この工法は決して間違いではありませんが、旧式の施工方法であって、耐震耐風性能において効果がないことがすでに実証されているものなのです。

 

それらを踏まえたうえで、2段目から工事完了までの様子をご覧いただきたいと思います。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180410185745j:plain

熨斗瓦は銅線を使って緊結します。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180410185839j:plain

2段目の熨斗瓦の施工が完了したら垂木をめがけて棟用強化金具を設置し、そこへ鉄筋を固定します。これが全瓦連の推奨するガイドライン工法(鉄筋工法)となります。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180410185908j:plain

(棟用強化金具の施工の様子)

 

f:id:yuttariyakumo381:20180410190102j:plain

熨斗瓦を鉄筋に緊結します。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180410190131j:plain

引き続き3段目の施工に入ります。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180411165857j:plain

 

f:id:yuttariyakumo381:20180411165935j:plain

(3段目施工完了の様子)

 

f:id:yuttariyakumo381:20180411170009j:plain

4段目の施工に入ります。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180411171504j:plain

ここから棟瓦の施工に入ります。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180411170152j:plain

 

f:id:yuttariyakumo381:20180411171845j:plain

棟瓦の固定は、鉄筋に緊結した銅線を棟瓦の内側から表に向かって通します。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180411170231j:plain

 

f:id:yuttariyakumo381:20180411170305j:plain

表に出た銅線を緊結して施工が完了です。

 

今回の施工は1級かわらぶき技能士で厚生労働省のものづくりマイスターにも認定されている深井瓦店(千葉県松戸市)の深井忠一氏に手掛けていただきました。

 

屋根工事、特に日本瓦(和形)は施工する職人さんの技量次第でその仕上がりはかなり違ってまいります。

 

私のほうでお請けする全ての屋根工事は、日本でもトップクラスの職人さんが携わっております。

【瓦屋根】1級かわらぶき技能士が手掛ける日本瓦の棟積み直し工事(解体から1段目まで)

日本瓦の屋根でリフォーム業者さんがよく施工される工事に「漆喰の塗り直し(詰め直し)」があります。

 

しかし、この工事は見た目だけよくなる、云わば「その場しのぎの工事」で、根本的な解決にはなっていないのです。

 

日本は大きな地震がいつきてもおかしくないと言われております。

 

来るべき震災に備え、屋根を補強する意味からも、日本瓦の棟部分の漆喰が剥がれていたり、棟に歪みが発生しているようであれば、「耐震」を見据えたメンテナンスをすることが望ましいのです。

 

そこで今回は、国家資格である1級かわらぶき技能士が、全日本瓦工事業連盟(全瓦連)の推奨するガイドライン工法に沿った技術で施工する、本当に正しい「棟の積み直し工事」の模様をご覧に入れたいと思います。

 

まずは現地調査時の写真より。

棟が歪んでいるのがご覧になれると思います。

f:id:yuttariyakumo381:20180406170643j:plain

 

f:id:yuttariyakumo381:20180406170556j:plain

漆喰の剥がれなどはありませんが、棟の歪みが酷いことから、今回は棟の積み直し工事のご依頼をいただきました。

 

【工事1日目 解体】

 

f:id:yuttariyakumo381:20180406170730j:plain

 

f:id:yuttariyakumo381:20180406170847j:plain

まずは既存の棟瓦を丁寧に解体していきます。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180406171645j:plain

1段目の熨斗瓦と2段目の熨斗瓦の角度の違いがご覧になれるかと思いますが、これが将来的に「雨漏り」へと繋がる状態なのです。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180406174131j:plain

 

 

f:id:yuttariyakumo381:20180406174245j:plain

下地(ルーフィング材や瓦桟木)の状態は悪い状態ではありませんでした。

よって棟の解体が完了したら、引き続き棟の積み直し工事に入っていきます。

 

【工事2日目 棟積み直し工事①】

 

f:id:yuttariyakumo381:20180406171748j:plain

まずは棟際の桟瓦(平瓦)はステンレス釘を使って緊結します。

棟を積み直す場合、棟際の瓦を固定し直すことで、より地震に強い棟を築くことができるのです。

ちなみにピンクの糸がご覧になれると思いますが、これは熨斗瓦を並べていくときの目安とするためのものです。

この糸に合わせて熨斗瓦を並べるのです。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180406172158j:plain

こちらは棟を積み直す時に使用する南蛮入り漆喰です。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180406173042j:plain

 

f:id:yuttariyakumo381:20180406173145j:plain

 

f:id:yuttariyakumo381:20180406173226j:plain

棟際に南蛮入り漆喰を盛って、表面を整えているところです。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180406173301j:plain

南蛮入り漆喰を盛ったあとに銅線を通した熨斗瓦を並べていきます。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180406173508j:plain

そして熨斗瓦の角度とラインがまっすぐになるように微調整を行います。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180406173637j:plain

熨斗瓦同士を緊結して1段目の熨斗瓦の施工が完了です。

 

この作業の続きはまた後日アップさせていただきます。

トタン屋根(金属屋根)への重ね葺き工事(カバー工法)事例をご紹介します!

トタン屋根(金属屋根)の改修工事には、葺き替え工事やカバー工法(重ね葺き)があるのですが、今回は三州瓦のメーカー「新東株式会社」から発売されている「かわらSⅡ」を使ったカバー工法の様子をご覧に入れたいと思います。

 

新東「かわらSⅡ」とは

 

 

 

f:id:yuttariyakumo381:20180404181501j:plain

日本三大瓦のひとつ「三州瓦」のメーカー「新東株式会社」から発売されている金属屋根材です。

 

この屋根材の最大の特徴は、古くなったトタン屋根(金属屋根、瓦棒葺き屋根、桟葺きとも呼ばれています)を撤去することなく施工が可能なことです。

 

基材はガルバリウム鋼板ですが、屋根材表面には天然石ストーンチップが施されているので、耐久性に非常に優れた屋根材なのです。

 

なお、この屋根材は雪害においても非常に優れた屋根材で、札幌市において「落雪防止機能を備えた屋根材」として認められているのです。

 

では工事の様子をご覧に入れたいと思います。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180404180357j:plain

施工前の状態です。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180404180553j:plain

既存の屋根材を剥がす必要はありませんが、金属同士が触れないよう芯木に防水テープを施工します。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180404180725j:plain

軒先の芯木と芯木の間に「補助垂木」を設置します。

そして軒先に「面戸」を施工します。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180404180646j:plain

軒先の施工が完了しました。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180404180854j:plain

あとは本体を施工していくだけです。

 

本日より工事を着手しておりますが、明日には工事が完了する予定です。

 

この工事の模様は、また後日アップさせていただきたいと思います。

【注意喚起】雨樋(雨どい)の不具合を指摘してくるリフォーム営業にご注意を!

「近くで工事をやっているのですが…」

「親方に言ってこいと言われて来たのですが…」

といって屋根の不具合を指摘してくる悪質なリフォーム営業ですな、最近になって新たな手口が発覚しました。

 

それは「雨樋(雨どい)の不具合」を指摘してくる手口です。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180403170549j:plain

(経年劣化による軒どいの割れ)


f:id:yuttariyakumo381:20180402210415j:image

(はいどいのズレ)


f:id:yuttariyakumo381:20180402203829j:image

(軒どいのズレ)


f:id:yuttariyakumo381:20180402203857j:image

(軒どいの歪み)

 

雨どいは、経年によって部品が破損したり、屋根からの落雪によって歪みが発生し、それらが原因となって水漏れが発生するなど、意外と不具合が発生しているケースが多いところなのです。

 

ここに目をつけてきたのが、屋根の不具合を指摘しては屋根に上ろうとする、悪質なリフォーム業者なのです。

 

雨どいのトラブルでよく発生しているのが「雨水の滴る音」で、その原因は「雨どいの詰まり」と「雨どいの歪み」に端を発しているケースがほとんどです。

 

報告では、リフォーム業者が雨どいに割れが発生していることを指摘、その場で応急処置としてテープを貼り、後日高額な見積書を持参して工事を迫ってくるということでした。

 

これは明らかに新手のリフォーム営業の手段のひとつになりますので、くれぐれもこのような悪質なリフォーム営業に被害に遭われないよう、ご家族、ご近所様、ご友人様などで情報を共有していただければ幸いです。

【ニチハ・パミール】1日で施工が完了した屋根葺き替え工事の事例をご紹介します!

2007年頃に発覚したニチハの屋根材「パミール」に起こる屋根材表面のミルフィーユ状の剥離、そしてパミール釘が錆びたことから発生する屋根材の脱落問題ですが、そのパミールが生産を終了して今年で10年目を迎えております。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180320145325j:plain

(パミールに発生するミルフィーユ状の層間剥離)

 

f:id:yuttariyakumo381:20180320144620j:plain

(パミール釘の錆が原因と思われる屋根材の脱落)

 

f:id:yuttariyakumo381:20180320144908j:plain

(パミールに発生している釘の錆の様子)

 

全国各地からお問い合わせをいただいておりますこの「パミール」への改修工事として、多くのリフォーム業者さんが推奨しておられる工事がガルバリウム鋼板を使った「カバー工法」なのですが、私は以前から「葺き替え工事」をお勧めしております。

 

その理由は主に

 

①ガルバリム鋼板による葺き替え工事は金属屋根材が高額なため工事価格が高い

②施工後30年を経過した時に屋根のリフォームの選択肢を確保する

③葺き替えは最短1日で施工が完了できる

 

といった理由から、私は「葺き替え工事」を推奨しております。

 

そこで今回はこれまでに施工させていただいたパミールからコロニアルへの葺き替え工事のなかで、1日(足場工事除く)で施工が完了した工事事例をご覧に入れたいと思います。

 

【神奈川県茅ケ崎市 2階建て 87㎡ コロニアルグラッサ使用】

f:id:yuttariyakumo381:20180320150326j:plain

 

(施工前)

f:id:yuttariyakumo381:20180320151403j:plain

(既存パミール撤去の様子)

f:id:yuttariyakumo381:20180320150558j:plain

 

【川崎市中原区 2階建て 54㎡ コロニアルグラッサ使用】

f:id:yuttariyakumo381:20180320151028j:plain

(施工前)

f:id:yuttariyakumo381:20180320151253j:plain

(新規屋根材施工の様子)

 

f:id:yuttariyakumo381:20180320151124j:plain

(施工完了)

 

【茅ヶ崎市 2階建て 58㎡ コロニアルグラッサ使用】

f:id:yuttariyakumo381:20180320151929j:plain

(施工前)

f:id:yuttariyakumo381:20180320151957j:plain

(既存パミール撤去の様子)

f:id:yuttariyakumo381:20180320152046j:plain

 

 

(施工完了)

 

【東京都世田谷区 2階建て 66㎡ コロニアルクァッド使用】

 

f:id:yuttariyakumo381:20180320152317j:plain

(施工前)

f:id:yuttariyakumo381:20180320152355j:plain

(施工後)

 

【横浜市旭区 2階建て 111㎡ 

f:id:yuttariyakumo381:20180320153910j:plain(施工前)

f:id:yuttariyakumo381:20180320154000j:plain

(施工後)

 

【横浜市港北区 2階建て 76㎡ コロニアルグラッサ使用】

 

f:id:yuttariyakumo381:20180320154154j:plain

(施工前)

f:id:yuttariyakumo381:20180320154245j:plain

(施工後)

 

1日で施工が完了するためには諸条件はございますが、目安として屋根面積がおよそ100㎡前後、屋根面が6面までとなります。

 

また足場工事は設置、解体、それぞれ1日で計2日を要します。

 

ニチハのパミールでお困りの方、またリフォーム業者さんから提出されたカバー工法のお見積りに不明な点があるなど、どんな些細なことでも構いませんので、ご不明な点がございましたらご遠慮なくお気軽にお問い合わせください。

悪質なリフォーム業者の手口「近くで工事をやっていてお宅の屋根を見たら...」の結末は?

「近くで工事をやっていたらお宅の屋根の板金が捲れあがってますよ」

「このまま放っておくと雨漏りして大変です」

「釘を数本打てば直りますから、屋根に上らせてください」

 

このような手口で訪ねてくる悪質なリフォーム営業、このように不安を煽って屋根に上ろうとする「点検商法」が後を絶ちません。

 

今回は実際に近くで工事をやっているという業者から屋根を指摘されたお客様のところへお伺いし、屋根の点検を行ってまいりましたので、その模様をご報告したいと思います。

 

今回お伺いしたのは横浜市旭区です。

 

「屋根の板金捲れあがっている」と指摘を受けたそうですが、実際に屋根に上ってみたのですが...。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180320135527j:plain

 

f:id:yuttariyakumo381:20180320140252j:plain

 

f:id:yuttariyakumo381:20180320140410j:plain

 

f:id:yuttariyakumo381:20180320140337j:plain

 

特に異常は見当たりませんでした。

 

お客様も不審に思って「近くで工事ってどこですか?」と聞いたそうです。

するとその業者は「1本裏の通りで工事をやっていて見えたんですよ」との返答が。

しかし後でご近所を回ってみると、工事をやっているお宅はなかったそうです。

 

これがリフォーム業者の手口なのです!

 

作業着を着て訪ねてくるリフォーム業者、いかにも職人さんらしい雰囲気を出しているそうなのですが、そのほとんどは悪質なリフォーム業者です。

 

悪質なリフォーム業者は、予め場所を決めたら、その付近一帯を徘徊し一見古く見える家を狙って訪問してきます。

 

このような業者は、絶対に屋根に上げてはいけません。

 

皆様、くれぐれもご注意ください。

ゴリラ・警視庁捜査第8班で活躍した車両たち②【三菱ギャラン2000DOHC-TURBO VR-4】

【三菱・ギャラン2000DOHC-TURBO VR-4】

コードナンバー:G1

渡哲也さん演じる倉本省の専用車です。

 
f:id:yuttariyakumo381:20180512155952j:image

 

 【主要装備】

●通信管制システム

(秘話通信)

①バースト通信(敵の盗聴を避けるため、通信内容を短縮して衛星経由で送信) 

②周波数変換(音声信号を特殊回路で変調、および周波数を変換して送信)

(ナビシステム)

①位置判定システム(2種類の静止衛星を利用し、発信した電波の時間差を計算することによって自社・味方車の現在位置を判定、CRTモニターに表示する)

②慣性航法システム(加速度を利用した走行装置) 

③地区別道路情報表示システム

④妨害電波・信号管制

⑤指紋情報システム

(一般照会)

①音声通信

②文字通信

③特殊無線機

④UHF・VHF発信

 ●早期警戒システム

①敵味方識別装置

●武器慣性システム

①車体防御システム

②危険予知警告装置(あらゆる種の危険を感知し、警告を発して搭乗者に危険を知らせる装置)

③亜酸化窒素ブースター(フューエルタンクとは別に亜酸化窒素ボンベを設置し、緊急時にエンジン内に噴射することによってエンジン出力を爆発的に向上させる。但しシリンダー内が高温になるため、連続使用は8分がリミット)

 

 

f:id:yuttariyakumo381:20180317184807j:image


f:id:yuttariyakumo381:20180317184900j:image

劇中ではカーアクションに用いられることはほとんどなく、警視庁への訪問と現場へ駆けつける際に使用されておりました。


f:id:yuttariyakumo381:20180317185221j:image

インパネには無線機やモニター、各種操作ボタンが配置されています。


f:id:yuttariyakumo381:20180317185521j:image

走行距離は6.861km。


f:id:yuttariyakumo381:20180512155210j:image

ルーフ上には反転色の赤色灯が装備されています。


f:id:yuttariyakumo381:20180512154941j:image

車内からみた赤色灯の格納部。

下に出ているポールは、雨水を流すためのものです。

 
f:id:yuttariyakumo381:20180512155603j:image

 


f:id:yuttariyakumo381:20180317185708j:image

外観はリヤスポイラーが付いている程度でほぼノーマルで、ゴリラの後に放送された「代表取締役刑事」では覆面車として使用されておりました。


f:id:yuttariyakumo381:20180317185956j:image


f:id:yuttariyakumo381:20180317190012j:image

エンジンは後にランサーエボリューションに継承される2リッターターボエンジン「4G63(205ps仕様)」を搭載しています。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180518123505j:plain

 


f:id:yuttariyakumo381:20180317190225j:image

現在は西部警察やゴリラで使用された劇用車たちと同じく、府中市の村山商事さんで大切に整備・保管されております。

リフォーム業者が屋根に上っておこなうことは?だからリフォーム営業は相手にするな!

ここ最近リフォーム営業から声をかけられたというお客様より、多くのお問い合わせやご相談をいただくケースが増えております。

 

そこで今回は「もしも通りすがりのリフォーム業者を屋根に上げてしまったら...」をテーマにしてみたいと思います。

 

まずはこちらの写真をご覧ください。

f:id:yuttariyakumo381:20180309215057j:plain

板金に緑のテープが貼られています。

全く意味のないテープです。

 

お客様に尋ねたところ...

ちょっと前に近くで工事をやっているという業者が来て「お宅の屋根がおかしいから屋根に上がらせてほしい」

と言ってきて屋根に上って直していったそうです。

 

これは明らかな詐欺ですよ、詐欺!

だって、あんなテープ貼ったって、何の意味もありません。

 

 

「近くで工事をやっていてお宅の屋根を見たら...」

「板金が浮き上がっていて、釘を2~3本打てば直りますから...」

「親方から言われて来たんですが、お宅の屋根が...」

「すぐに直さないと雨漏りして家が潰れますよ...」

 

上記のような営業トークは、ほとんどが悪質なリフォーム営業の手口です。

 

絶対に相手にしてはダメです!

石原裕次郎さんのロケバスが消えた?


f:id:yuttariyakumo381:20180309224849j:image

かつてテレビ朝日系「ナニコレ珍百景」で紹介され、トミカからもミニカーが発売された石原裕次郎さん愛用のロケバス、しばらくは都内某所にて野晒しになっている姿が目撃されておりましたが、最近どうやらその姿が消えてしまったようです。


f:id:yuttariyakumo381:20180309225303j:image


f:id:yuttariyakumo381:20180309225816j:image


f:id:yuttariyakumo381:20180309230119j:image


f:id:yuttariyakumo381:20180309230311j:image

前後ともホイールキャップが外されております。

 

夏から開催される石原裕次郎移動記念館で展示するためにレストアの真っ最中であれば良いのですが、まさか…廃車なんてことにならなければ良いのですが。

 

 

外壁塗装などの外装リフォーム工事でよく発生する【屋根瓦の割れ】について

外壁塗装などの外装リフォーム工事でよく発生するトラブルのひとつに「瓦を割ってしまった」ということがございます。

 

しかしご安心ください。

 

瓦は1枚だけ差し替えることが可能なのです。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180309211204j:plain

見事に縦に割れてしまった瓦。

f:id:yuttariyakumo381:20180214182959j:plain

割ってしまってから修理まで時間を要するときには、写真のように雨漏りしないよう、割った業者さんが補修をするケースもあります。

 

ただ瓦の下には「ルーフィング」という防水シートが施工されていますので、簡単に雨漏りはしないのでご安心ください。

 

では早速修理をしてみたいと思います。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180214183022j:plain

まずは割れてしまった瓦を取り除きます。

 

f:id:yuttariyakumo381:20180214183043j:plain

新しい瓦の一部を少しだけ加工して元の位置に戻すだけ。これで作業は完了です。

 

時間にしておよそ5分程度でしょうか、慣れていれば簡単に交換することが出来ます。ただしこれが可能なのは、屋根面の平部といわれる場所です。

 

棟や谷、壁際などの瓦が割れてしまった場合、そうは簡単にはいきません。

 

そして、もっと大変なことは...

 

すでに廃版になってしまった瓦を割ってしまった場合

です。

 

昔からある日本瓦(和形・J形)やS形瓦などは今でも生産されていますのでなんの問題もありません。

 

しかし一部の平板瓦(F形・フラット瓦)やセメント瓦(モニエル瓦など)は、すでに入手が困難な状況にあり、モノによっては入手不可能なケースもあります。

 

瓦を割ってしまった、瓦がない、では話になりません。

 

外装リフォームを行う場合、事前に予備瓦の有無をご確認いただき、在庫があるようであればお手元に準備されることをお勧めします。

 

そして、万が一瓦が割れてしまった場合、すぐに屋根の専門業者へご相談ください。

屋根の葺き替え工事は最短1日で完了!それでも「カバー工法」を選びますか?

2018年もすでに2月に入りました。

今年はすでに10件の屋根葺き替え工事を行っておりますが、そのうちの9件は、なんとニチハの製造した屋根材「パミール」の葺き替え工事です。

そんなニチハのパミールに目を光らせているのがいわゆる「リフォーム会社さん」です。

ある情報によりますと、コロニアル屋根のお客様宅へ突然訪問し、ボロボロになったパミールの写真を見せながら「お宅の屋根材はパミールと言って数年後にボロボロになりますよ」という手口が横行しているそうです。

まるで詐欺のようなお話ですが、本当にあったお話しです。

f:id:yuttariyakumo381:20180205213711j:plain

こちらがクボタ(現:ケイミュー)のコロニアル。

f:id:yuttariyakumo381:20180205213809j:plain

こちらがニチハのパミールです。

ちなみにニチハのパミールへは「塗装工事」は絶対に行ってはダメです。

知らないで塗装をしてしまうと...

f:id:yuttariyakumo381:20180205213946j:plain

数年後には間違いなく上の写真のような状態になります。

 

悪質なリフォーム営業には、くれぐれもお気をつけください。

 

そんな中で、多くのリフォーム会社さんが勧める屋根のリフォーム工事が、既存の屋根材を撤去せずに施工をする「カバー工法(重ね葺き工事)」です。

そもそもカバー工法のメリットとして言われていることは

① 廃材撤去費、処理費が発生しないため費用を抑えることが出来る。

② 工期が短縮できる。

といったところです。

たしかに既存屋根材を撤去する必要がないので、工期が短いと思われがちです。

しかし、このカバー工法が有効なのは築30年以上経過したアスベスト(石綿)が含まれる屋根材へのリフォーム工事において「ある程度」は有効な工事なのです。

築年数が10年~20年でアスベストを含まない屋根材に対しての「カバー工法」は、将来的に屋根リフォームに多大な費用が発生します。

 

屋根の葺き替え工事は条件次第で1日で終わる!

 

屋根のリフォームにおいて、既存の屋根材を撤去し新しい屋根材を施工する「屋根の葺き替え工事」が、なんと最短1日(足場工事を除く)で完了することをご存知でしょうか?

f:id:yuttariyakumo381:20180205214519j:plain

こちらは都内某所で施工した、屋根葺き替え工事の着手前の状態です。屋根材はあのニチハ・パミールです。

朝から作業を開始した屋根の葺き替え工事。

f:id:yuttariyakumo381:20180205214844j:plain

手慣れた施工スタッフはケタ違いのスピードで既存のパミールを撤去すると...

f:id:yuttariyakumo381:20180205214608j:plain

アッという間に施工が完了、ここまでおよそ6時間程度です。

屋根形状にもよりますが、およそ30坪(およそ99㎡)程度であれば、ほぼ1日で屋根の葺き替え工事は完了させることが可能です。

ちなみに費用のほうですが、多くのリフォーム会社さん(例えば○○○○建創とか)が提出されたカバー工法の見積りよりも、弊社がお見積りさせていただいたコロニアルグラッサ(ケイミュー)を使用した「葺き替え工事(ルーフィング材は改質アスファルトを使用)」のほうが安く施工することが出来ました。

 

先にも述べましたが、最近のリフォーム業者さん(特に塗装業者さん)は、築年数が比較的浅い建物(10年~20年未満)に対しても、すぐに「カバー工法(重ね葺き工事)」を勧めているケースが多いことは、すでに周知の事実です。

 

しかし、築年数の浅いアスベストを含まないコロニアルなどのスレート系屋根材への改修工事として、この「カバー工法」は本当に正しい改修工事と言えるのでしょうか?

 

これらの屋根に対しての本当に正しい改修工事、それは...

既存の屋根材を撤去する「葺き替え工事」

 

 

なのです。

 

西部警察で活躍した舘ひろしさんの愛車【スズキ GSX1100S カタナ】

スズキ GSX1100S KATANA

 

f:id:yuttariyakumo381:20181204174842j:plain

 

f:id:yuttariyakumo381:20181204174910j:plain


西部警察PARTⅡから使用された舘ひろしさん演じる鳩村刑事専用のバイクです。 

 

f:id:yuttariyakumo381:20181204175001j:plain

オリジナルのカラーリングとは一線を画し、舘ひろしさんの希望により黒を基調とするものにリペイントされたようです。

 

f:id:yuttariyakumo381:20181204175129j:plain

 

f:id:yuttariyakumo381:20181204175913j:plain

 

f:id:yuttariyakumo381:20181204175038j:plain

フロントウインカーとマフラー、テールカウルは社外品へと変更され、サイドミラーも外されておりました。

 

f:id:yuttariyakumo381:20181204175203j:plain

走行距離は2553km。

 

f:id:yuttariyakumo381:20181204180004j:plain

 

f:id:yuttariyakumo381:20181204180033j:plain

 

f:id:yuttariyakumo381:20181204180115j:plain

 

f:id:yuttariyakumo381:20181204180729j:plain

 

西部警察で活躍した車両たち⑤ 石原裕次郎さんが愛した車両【日産 ガゼール・オープン】

日産・ガゼール2000XE-II(S110型)

 

故・石原裕次郎さん演じる木暮捜査課長の専用車です。

 

f:id:yuttariyakumo381:20181207085820j:plain 

f:id:yuttariyakumo381:20181207085844j:plainナンバーは「品川58た25-78」

 

初回初登場シーンでは「品川88 い ・・88」となっていますが、途中から「品川58 た 25-78」「品川56 た 26-39」と変わっていることもある。

 

f:id:yuttariyakumo381:20181207150555j:plain

 

f:id:yuttariyakumo381:20181207090206j:plain

 

f:id:yuttariyakumo381:20181207085305j:plainエンジンフードには車名の由来となったカモシカの仲間である「ガゼル」のグラフィックが施されている。

 

f:id:yuttariyakumo381:20181207085510j:plain

ボンネットのエンブレム。

 

f:id:yuttariyakumo381:20181207090234j:plain

ステアリングはノーマル。

 

f:id:yuttariyakumo381:20181207090322j:plainグローブコンパートメントに配置された警察無線のモニターレシーバー。

 

f:id:yuttariyakumo381:20181207085441j:plainセンターコンソールに自動車電話のハンドセットを装備している。

 

f:id:yuttariyakumo381:20181207150739j:plain

 

f:id:yuttariyakumo381:20181207151434j:plain

 

f:id:yuttariyakumo381:20181207151456j:plain

幌は折りたたみ収納式ではなく、支柱を車体に挿して装着するタイプとなっている。

 

他の車両と異なり特殊装備が無く、木暮課長専用車ということもありPART-I後半以降は登場機会が少なくなるが、PART-IIIまで登場した。

 



f:id:yuttariyakumo381:20171122214406j:image

走行距離は約6600km。

 

f:id:yuttariyakumo381:20181207151609j:plain

車体側面に描かれた車名のロゴ。


f:id:yuttariyakumo381:20171122211318j:image

タイヤサイズは185/70-14、ホイールはエンケイのメッシュが装着されている。


f:id:yuttariyakumo381:20171122211334j:image

 


f:id:yuttariyakumo381:20171122211347j:image

搭載されるエンジンはZ20E型直列4気筒(2000cc)


f:id:yuttariyakumo381:20171122214322j:image

 


f:id:yuttariyakumo381:20171122214335j:image

 


f:id:yuttariyakumo381:20171122211405j:image

 


f:id:yuttariyakumo381:20171122214729j:image

 


f:id:yuttariyakumo381:20171122215823j:image

 

 

f:id:yuttariyakumo381:20180625121251j:plain

 

 

f:id:yuttariyakumo381:20181207151707j:plain現在は東京・府中市にある村山商事さんで大切に整備・保管されており。公開メンテナンスなどでお披露目されることもございます。