後悔しないための本当に正しい屋根工事・屋根リフォームがここにある【屋根専門・石川商店のスピンオフブログ】

屋根業界にいるからこそ伝えられる真実...屋根の点検・調査から見た屋根の状態や屋根リフォームの工事の様子、悪質なリフォーム営業の手口、はたまた趣味のお話しなど、皆様のためになる話題をご紹介していきたいと思います。

トタン屋根(金属屋根)への重ね葺き工事(カバー工法)事例をご紹介します!

トタン屋根(金属屋根)の改修工事には、葺き替え工事やカバー工法(重ね葺き)があるのですが、今回は三州瓦のメーカー「新東株式会社」から発売されている「かわらSⅡ」を使ったカバー工法の様子をご覧に入れたいと思います。

 

新東「かわらSⅡ」とは

 

 

 

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日本三大瓦のひとつ「三州瓦」のメーカー「新東株式会社」から発売されている金属屋根材です。

 

この屋根材の最大の特徴は、古くなったトタン屋根(金属屋根、瓦棒葺き屋根、桟葺きとも呼ばれています)を撤去することなく施工が可能なことです。

 

基材はガルバリウム鋼板ですが、屋根材表面には天然石ストーンチップが施されているので、耐久性に非常に優れた屋根材なのです。

 

なお、この屋根材は雪害においても非常に優れた屋根材で、札幌市において「落雪防止機能を備えた屋根材」として認められているのです。

 

では工事の様子をご覧に入れたいと思います。

 

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施工前の状態です。

 

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既存の屋根材を剥がす必要はありませんが、金属同士が触れないよう芯木に防水テープを施工します。

 

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軒先の芯木と芯木の間に「補助垂木」を設置します。

そして軒先に「面戸」を施工します。

 

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軒先の施工が完了しました。

 

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あとは本体を施工していくだけです。

 

本日より工事を着手しておりますが、明日には工事が完了する予定です。

 

この工事の模様は、また後日アップさせていただきたいと思います。