後悔しないための本当に正しい屋根工事・屋根リフォームがここにある【屋根専門・石川商店のスピンオフブログ】

屋根業界にいるからこそ伝えられる真実...屋根の点検・調査から見た屋根の状態や屋根リフォームの工事の様子、悪質なリフォーム営業の手口、はたまた趣味のお話しなど、皆様のためになる話題をご紹介していきたいと思います。

【品川区】リフォーム業者から不具合を指摘されたコロニアル屋根の調査に伺いました...

休み明けの月曜日、東京は朝から雨に降られております。

本日は午後から品川区内の屋根の調査に伺いました。

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「近くで工事をやっているのですがご迷惑はおかけしてないでしょうか?ところでお宅の屋根の板金が浮いているのが見えたので、釘を数本打てば直りますから屋根に上らせてほしいのですが...」

このようにリフォーム会社さんから声を掛けられたそうです。

この手の営業トークは悪質なリフォーム営業によくあるセールストークです。

しかし、お客様も不安を払拭したいため、今回の調査のご依頼となりました。

早速屋根に上って調査を開始いたします。

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築20年近く経過しておりますので、それなりに屋根の表面には汚れが付着しておりますが、リフォーム業者が指摘した「板金の浮き」も見当たらず、現状は全く問題ありませんでした。

通りすがりのリフォーム業者から屋根について何らかの指摘を受けた時は、絶対に屋根に上らせてはいけません。

皆様、通りすがりのリフォーム営業にはくれぐれもご注意ください。

 

 

本日はお休みをいただき葉山まで出掛けてきました…

本日はお休みをいただいております。

今日は「海を見たい」ということで鎌倉の方へ向かってみます。

しかし…ただ海を見るだけでは…ということで葉山まで足を伸ばし、葉山ビーカープリンで有名な「マーロウ」さんへお邪魔しました。
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たまにはこんな日も必要ですよね…

JR西日本岡山支社所属・国鉄115系電車(湘南色)を撮影しました...

国鉄からJRになって今年で30年...今も全国各地で走り続けている国鉄時代の車両は「ご当地カラー」を纏っていることが多いのです。

JR西日本岡山支社に所属する国鉄型車両「115系電車」もそのひとつで、塗装工程の簡略化と塗料コスト削減を目指して、地域別に単色カラーとする「中国地域色」へと塗り直しを行ってきたのです。

ちなみに中国地域色は、瀬戸内海に反射する陽光を表す濃い黄色です。

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(伯備線 備中広瀬~美袋にて)

しかし、オリジナルカラーの緑とオレンジを纏った「湘南色」が3両2編成のみになったところで、長年湘南色に親しんできた利用者やファンの要望に応えるかたちで、岡山支社ではこの車両を中国地域色に塗りなおさず、湘南色のまま維持・運用すことになったそうです。

幸運にもたまたまオリジナル色の115系電車に遭遇することができました。

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(伯備線 豪渓~日羽にて)

なお「湘南色」の由来は、初代「湘南電車」である80系が緑とオレンジを纏っていたことからきているそうです。

JR西日本岡山支社に所属する「湘南色」を纏った115系電車は2編成です。

鉄道ファンの方、ぜひこのオリジナル色を撮影しに岡山地区へお越しください。

【世田谷区】築18年のニチハ・パミール、屋根葺き替え工事が完了しました!

6月に屋根調査にお伺いしたニチハ・パミールのお客様宅において、今週屋根の葺き替え工事を施工させていただきました。f:id:yuttariyakumo381:20170901160544j:plain

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(現地調査時の写真より)

ニチハ・パミールに発生している問題の数々は、今更説明する必要もないと思います。

実際に屋根材を剥がしてみると...

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釘頭が錆びてなくなっているのです。

そして屋根材を剥がすと...

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このように釘が残ってしまうのです。

そもそも釘が錆びる要因として、パミールという屋根材が水分を吸収しやすい特性を持っていることが挙げられます。

しかし釘の錆と屋根材表面の表層剥離は全く関係のない話です。

そもそも10年やそこらで屋根材がボロボロになるなんて、建材としてはあり得ないです。

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今回葺き替え工事をさせていただいた屋根はおよそ35坪(116㎡)の大きさです。

ちなみに既存屋根材の撤去から新規屋根工事完了までの期間は2日でした。

カバー工法(重ね葺き)より早い屋根葺き替え工事でした。

【広島市】築12年のニチハ・パミールの調査に伺いました!

全国からお問い合わせ・ご相談をいただいておりますニチハのパミール…

今回は広島市内にお住まいのお客様のお宅へ実際にお伺いすることになりました。
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築12年ということですが…

とても築12年の屋根には見えません。
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積雪地域では、表層剥離は早く発生します。

これから改修工事のお打ち合わせをさせていただきます。

 

 

 

全国の信頼できる屋根工事会社さんをご紹介することができます。

ただいま広島へ向かう新幹線の車内です。
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ここ数ヵ月に渡り、ニチハのパミールでお困りのお客様のご相談を受けておりました。

ニチハのパミールにおける改修工事はカバー工法か葺き替えのどちらかになります。

本当に正しい改修工事はやはり「葺き替え工事」なのですが、最大の問題は「どこの会社なら安心して任せられるか?」ということでした。

本来であれば私共で工事をさせていただくことが望ましいのですが、さすがに東京から広島まで屋根職人を引き連れて行くワケにはいきません。

しかし、地元の業者さんはお客様が望まれる「葺き替え工事」には消極的だったため、私のほうでお客様のご要望に沿った工事を安心して任せられる施工業者さんをご紹介差し上げることになったのです。

そして、最終的な工事に向けてのお打ち合わせのために広島へ向かっているのです。
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私にご相談くださったお客様が、心の底からご満足いただくためのことなのです。

お客様からご要望があれば、どこへでもお伺いします。

本当に信頼できる屋根工事会社さんをお探しなら、まずはお気軽にご相談ください。

【屋根リフォーム  横浜市青葉区】パミールからコロニアルグラッサへの葺き替え工事

ニチハのパミールからケイミューのコロニアルグラッサへ...

屋根リフォーム(葺き替え工事)が完了致しました。

まずは現地調査の様子から。

当初屋根は再塗装されるご予定だったのですが...

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f:id:yuttariyakumo381:20170829152733j:plainパミールによく見られる症状(表層剥離)が多数発生しております。

足場を架けた後でニチハのパミールだということが発覚したのです。事前の調査で屋根材の状態を確認しておけば良かったのですが...

ニチハのパミールは再塗装できない屋根材です。

再塗装するときに異常が見られなくても数年後には...

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f:id:yuttariyakumo381:20170829150824j:plain再塗装をしても表層剥離は必ず発生するのです。

よって急遽屋根を葺き替えることになったのです。

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前日まで雨が降っていたこともありますが、屋根材を剥がしてみますとご覧のように水が溜まっているのです。

屋根材は重なって施工されておりますが、その隙間から雨水は侵入するのです。

しかし屋根材表面のデザインが影響を及ぼしているのでしょう、侵入した雨水はいつまでも中に留まってしまうので、釘が錆びてしまうのです。

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(錆の発生した屋根材固定用の釘)

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パミールを剥がし終えた後はルーフィング工事です。

私どもで施工をさせていただく際は、改質アスファルトルーフィングの先駆けとなった田島ルーフィングの「ニューライナールーフィング」を採用しております。

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そして施工が完了です。

工事コストを下げるため、お客様ご了承のうえで雪止め金具は再利用させていただきました。

新しい屋根材はケイミューのコロニアルグラッサです。

基本的に再塗装工事は「不要」の屋根材ですが、年数の経過とともに発生する屋根材の褪色や汚れなど、美観を気になさるのであればメーカーの純正塗料による再塗装をお勧めいたします。

なお、ケイミューから発売されている屋根材は、再塗装をしなくても屋根材の機能には全く問題ありません。

再塗装をしないと防水性能が落ちるとか、再塗装をしないと雨漏りのリスクが上がるとか、そういったご心配は無用です。

【屋根修理・府中市】築40年の日本瓦、棟の積み直し(耐震化)工事が完了しました!

お盆休み明けより施工を行っておりました、日本瓦の棟積み直し(耐震化)工事が完了いたしましたので、その模様をご覧に入れたいと思います。

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まずは棟の積み直し工事の前に「谷板金」を交換します。

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板金を交換するにあたり、谷周辺の瓦を一時撤去する必要があります。

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新しい谷板金を施工しました。

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新しい板金を施工したら「雀(スズメ)止めシーラー」を施工します。

その名の通り、瓦と板金の隙間に雀(スズメ)などが侵入しないための予防策です。

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谷周辺の瓦を復旧して、まずは谷板金の交換工事が完了です。

引き続き「棟の積み直し工事」に取り掛かります。

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既存の棟瓦は全て解体し耐震棟金具を設置、そこへ鉄筋を固定します。

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のし瓦は鉄筋に緊結します。

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のし瓦の施工が完了しました。

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棟瓦(5寸丸)を被せていきます。

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日本瓦の棟積み直し工事が完成しました。

ここからは仕上がり写真をご覧ください。

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日本瓦への工事のひとつに「棟の積み直し工事」がございます。

漆喰の剥がれや棟瓦の歪み・ズレは、経年劣化によって発生します。

安易にコーキング剤などで補強をすると、雨漏りの原因となる場合もございます。

本当に正しい日本瓦の修理、それはリフォーム業者さんでは絶対に施工することは出来ません。

信頼できる全国の屋根専門業者さんをご紹介できます。

ご自宅の屋根を通りすがりの業者に指摘された、屋根が気になる方は、お気軽にお問い合わせください。

本日はお休みをいただいております。

本日はお休みをいただいておりました。

まずは以前から気になっていた横浜市港北区にあるハワイアンカフェレストラン「メレンゲ」さんにて、すこし遅めの朝食を…ハワイアンモーニングを堪能しました。
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こちらのお店はフワフワに仕上がったパンケーキが有名のようです。
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このあとは、港北ニュータウンにて映画鑑賞を楽しみました。
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さて…明日からはまたハードな1週間が始まります。

 

築35年の日本瓦(青緑)はお父様がお気に入りの瓦だったそうです。

屋根の調査にお邪魔致しますと、それぞれのご家庭の事情を垣間見ることがあります。

今回は数年前に他界されたお父様が建てられた家を大切に守りたい...そんなご家族からの調査依頼です。

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こちらは日本瓦(和型)で青緑(せいろく)と呼ばれています。

近くで工事をやっていたリフォーム業者に「瓦が歪んでいる」と声を掛けられたそうです。

早速屋根に上って調査を開始します。

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瓦にズレが生じておりました。

これまでに多くの地震を経験してきておりますので、多少の歪みは致し方ないところではあります。

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続いて隅棟をチェックします。

ところどころ銅線が切れているところがありますが、これは経年劣化によるものです。

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のし瓦にもズレが生じておりました。

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やはり漆喰も剥がれております。これも経年劣化によるものです。

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桟瓦を数枚剥がして下地の状態もチェックします。

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続いて本棟も確認します。

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ところどころではありますが、のし瓦にズレが生じております。

今回の調査の結果を元に工事のご提案を差し上げます。

瓦に発生したズレ・歪みを修正することと、棟の積み直し工事を行うことで、お父様が大切にされていた瓦屋根を復活させることができます。

他界されたお父様が大切にされていた家を守っていきたい...。

そんなご家族のためにも、精一杯工事をすすめさせていただく所存でございます。

【屋根リフォーム 東京都大田区】古くなった天窓(トップライト)の交換工事事例

古い天窓をリモデリングしませんか?

日本で唯一の天窓(トップライト)メーカーである日本ベルックスさんが推奨しているのが、古くなった天窓の交換工事です。

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(築20年を経過した松下電工製のトップライト)

 

この天窓交換工事の最適なタイミング、それは「屋根を葺き替えるとき」です。

8月22日より着手した屋根葺き替え工事の現場において、実際に天窓を交換させていただいたのですが、天窓周辺の屋根工事が無事に完了致しました。

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松下電工の天窓からベルックス製の天窓へ...

今回は既存の天窓よりも大きいサイズの天窓を設置させていただきました。

これはベルックスさんが推奨する天窓交換工事の手法のひとつで、開口部はそのままに下地工事が不要なことが特徴です。

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(7月に開催されたリフォーム産業フェアより)

 

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室内側の工事は「見切り材」という部品を取り付けるだけ。それも屋根から作業ができるので室内側の工事は不要なのです。

 

天窓(トップライト)の設計耐用年数は25年~30年と言われております。

屋根を葺き替えるのであれば、一緒に天窓を交換されてみてはいかがでしょうか?

【屋根点検 川崎市宮前区】棟板金を交換しないで屋根を塗装...なんのためのリフォームなのか?

一見すると異常のないように見えるこちらの屋根ですが...

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実は屋根に上ってみると...

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棟板金が浮き上がった状態で塗装工事を終わらせているのです。

こちらのお客様、1年半ほど前に某リフォーム会社さんで屋根の塗装をお願いしたそうなのですが、棟板金がこれほど浮き上がっているのに修理をしないで塗装をしてしまうという、なんとも信じられないようなお話です。

こういったケースでは、塗装前に「棟板金の交換」を行ったうえで塗装工事をすることが正しい屋根リフォームなのです。

【屋根リフォーム 東京都大田区】屋根葺き替え工事と同時にトップライト(天窓)も交換

屋根リフォームと共にトップライト(天窓)も交換...

トップライト(天窓)の設計耐用年数は25年前後と言われております。

屋根が新しくなってもトップライトがそのままだと...f:id:yuttariyakumo381:20170823163409j:plain

今回は築20年経過した屋根リフォーム(葺き替え工事)において、古くなったトップライト(天窓)も併せて交換させていただくことになりました。

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屋根葺き替え工事では、当然ですが既存の屋根材は撤去します。

よってトップライトを交換するには最適なタイミングなのです。

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まずはガラス面を取り外します。

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続いて外枠を外しました。

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新築当時、天窓はこのように取り付けられているのです。

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天窓の内枠を外し、これで既存のトップライトの撤去が完了です。

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続いて内側の「見切り材」を取り付けます。

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見切り材の取り付けが完了しました。

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こんな感じで取り付けております。

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開口部周辺にルーフィング材を裏返して施工します。

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新しいトップライトは「VELUX(ベルックス)」製です。

今回は既存のトップライトよりも大きいサイズのトップライトを取り付けました。

既存のサイズよりも大きいサイズを採用することによって下地工事(窓枠のサイズ調整等)が不要となります。

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防水シートを施工してトップライトの交換工事は完了となります。

この後は引き続き新しい屋根材を施工していきます。

全ての工事が完了致しましたら、またこのブログにて仕上がり具合をご覧に入れたいと思います。

【雨樋清掃 横浜市緑区】屋根だけでなく、雨樋に関するご相談も承ります。

長く屋根工事に携わっておりますが、屋根のお悩み以外のことに関してもお問い合わせをいただく場合があります。

それは「雨樋」に関するご相談です。

今回は雨が降るたびに雨樋からの水漏れでお困りのお客様からのご相談です。

早速現地にお邪魔して雨樋を覗いてみますと…
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落とし口にボールを始め、枯れ葉などが大量に堆積しておりました。

雨樋からの水漏れの原因に、写真のような「落とし口の詰まり」があります。
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堆積していた異物を除去したので、当面は雨樋からの水漏れでお困りになることはないと思います。

もしも雨音が気になるのであれば、雨樋の詰まりを疑ってみても良いかもしれません。

【屋根点検 東京都目黒区】屋根修理をお勧めしないときもあるんです。

日頃から多くのお客様より屋根の調査をご依頼いただいております。

あるお客様は葺き替え工事を…またあるお客様には棟の積み直し工事…など、屋根の種類によってご提案差し上げる工事や修理は様々ですが、ときには「なにもしないでこのまま放置しておきましょう」というご提案を差し上げることもございます。
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こちらは築60年を越えた日本瓦の屋根です。
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本棟は歪みが生じ、桟瓦も大きくズレが発生しており、瓦の耐用年数もすでに寿命を迎えていることがよくわかります。

しかし、ここまでくると部分的な修理よりも「葺き替え」といった大掛かりな工事になってしまいます。

しかし…お客様はあと数年したら建て替え、又は売却をご検討されているようです。

あと数年持たせたい…

だから修理をしてほしい…

だったら現状では雨漏り等の実害が発生しているワケではないので、無理に屋根の修理をされなくても良いというご提案を差し上げました。

なかには「ラバーロック工法」を提案してきたリフォーム業者さんもいらっしゃったようですが、ここまできたらすでにそのラバーロック工法も全く意味を持ちません。

お金を無駄にするだけです。