モニエル瓦から三州陶器瓦へ…
2月13日より開始した、屋根葺き替え工事が完了しました。
今回使用する瓦は三州瓦メーカー「鶴弥」
さんの【スーパートライ110スマート】という平板(F形)瓦を使用します。
既存のモニエル瓦と比較した場合、若干ではありますが屋根の重量が軽減されること、そして陶器瓦は再塗装が不要なことから将来屋根へのリフォーム費用を抑えることが出来るのです。
それでは、その工事の様子を簡単にご紹介したいと思います。
まずは工事前から…既存の屋根材はモニエル瓦(ホームステッド)です。
瓦を丁寧に撤去します。
瓦の撤去が終わりました。続けて瓦桟を撤去しますが、防腐処理された瓦桟は20年を越えても全く問題はありません。
瓦桟の撤去が終わりました。
続いて新規ルーフィングの施工、そして瓦桟の施工になります。
なお瓦桟は防腐処理された材木を使用致しました。
愛知県から届いた瓦です。
瓦を荷揚げした様子です。
引き続き工事に入ります。
1段目の瓦は釘を2本使って固定します。
さらに1段目の瓦には煽り止めとして軒先クリップ(L字釘、セブン釘とも呼びます)を施工します。
(中間の工程は割愛させていただきます)
そして施工完了後の全景です。
瓦は重い…地震に弱い…などと言われますが、なんだかんだいってもやっぱり陶器瓦はどんな屋根材よりも大変優れた屋根材です。
モニエル瓦からの葺き替え工事の方法のひとつとして、ご参考になれば幸いです。