8月31日、小樽の石原裕次郎記念館が閉館しました。
展示されていた裕次郎さんの私物などは世田谷区のご自宅に戻されるようです。
そして館内に展示されていた車両について、裕次郎さんの所有していたロールスロイスは、小樽市総合博物館自動車展示館に寄贈されておりますが、「西部警察」で実際に使用された劇中車などは、全て東京に戻ってきており、整備されたうえで今は大切に保管されております。
今回はそんな劇中車の貴重なシーンを撮影することができました。
(左からマシンRS-1、ダットサン・ブルーバード、マシンRS-3)
まずはマシンRS-1
劇中でも説明がありましたが「アフターバーナー(急加速発進装置)」のボックスや、サイレンのスピーカーが取り付けられております。
続いてマシンRS-3
続いて石原プロモーション制作の映画「栄光への5000キロ」に使用されたダットサン・ブルーバード(510型)です。
こちらは西部警察で石原裕次郎さん演じる小暮課長の専用車だったガゼールです。
エンジンは基本的にノーマルのようです。
幌を使用しているところが撮影できたのは幸運でした。
こちらは記念館に展示されていたキャデラック、裕次郎さんがハワイで使用していたそうです。
石原裕次郎記念館に展示されていた「西部警察」「栄光への5000キロ」の劇中車と、裕次郎さん亡きあと石原プロモーションが制作した刑事ドラマ「ゴリラ・警視庁捜査第8班」で使用された劇中車です。
なお、これらの車両については、今後公開されるかどうかは不明とのことです。
続いてショールーム内では…
マシンRS-2です。
お邪魔したときは、ショールーム内で展示するための準備作業が行われておりました。
整備完了後にお邪魔したときの様子です。
続いて渡哲也さん演じる大門団長の専用車・スーパーZです。
こちらも展示に向けて整備が行われておりました。
催涙弾発射装置の裏側まで拝見することができました。
後日お邪魔したときには…
マシンRS-2と仲良く並んでおります。
更にショールーム内にはもう1台…
サファリ4WDの姿もあります。
スーパーZ、RS-2、サファリの並びは、劇中でもなかなか見ることができなかったので、大変貴重なショットになります。
写真はありませんが「西部警察」で舘ひろしさんが乗っていたバイク2台も、大切に保管されております。
今回ご紹介した車両の管理、メンテナンスは東京都府中市にあるカーコーティング専門店「村山商事」さんにて行われております。