ニチハの製造した屋根材・パミール(1996年~2008年)に発生している不具合について、リフォーム(主に塗装)を検討されていた方が「屋根がボロボロで塗装出来ない」という現実を叩きつけられたことによる衝撃は相当なものだと思います。
製造元のニチハは屋根材に発生している様々な症状について、あくまでも「経年劣化」だと主張し続けておりますが、この症状が経年劣化であるハズはなく、今も多くの方々がハウスメーカーさんを通じてニチハに対し補償を求めている現実があるのです。
ご相談・お問い合わせをくださったお客様に共通すること
一時は減少傾向にあったパミール問題について、ここ最近のご相談は増え続けておりますが、そこでお客様にある共通点があることに気付きました。
それは「同じハウスメーカー(グループ)」だったのです。
そこで今回は、とあるハウスメーカーさんの信じられない対応をご紹介しますので、ぜひご参考にしていただければと思います。
○建設・○○産業・○○○○○ワン・○○住宅など、○○グループ
先日奥様を亡くされた歌舞伎役者さんをイメージキャラクターにされている○○グループの対応は、そのイメージとは裏腹の「お客様本位」とはいえない対応でした。
実際に多くのお客様からご相談をいただいておりますが、そのほとんどの方が「分譲住宅」にお住まいのお客様です。
分譲住宅における仕様についてはハウスメーカーさんが決めるのですが...。
そこで屋根材は「不燃化粧スレート」とか「カラーベストコロニアル葺き」という記載がされているのです。
これって誰が決めたのでしょう?
このハウスメーカーさんが決めたのではないでしょうか?
ニチハの主張は「パミールはお客様に直接販売したわのではなく、あくまでもビルダーさんや建設会社さんに販売したもの」なので、補償先としてはあくまでもハウスメーカーさんになるとの見解です、
しかし当のハウスメーカーさんからは一切補償しないという、建てて販売したのはこのグループなのに補償しないんですからね...。
なんともお粗末なハウスメーカーさんではありませんか。
パミールの生産が終了して今年で9年目、残された時間はあと僅かです。