休み明けの月曜日は世田谷区内にて屋根の点検調査からスタートです。
築15年、屋根材はニチハのパミールです。
いつも通り、見慣れた光景です。
今年だけで何件目でしょうか...
これもパミール特有の症状ですね。
この後現状をご報告差し上げますが、近日中に屋根の葺き替え工事を実施させていただく予定です。
休み明けの月曜日は世田谷区内にて屋根の点検調査からスタートです。
築15年、屋根材はニチハのパミールです。
いつも通り、見慣れた光景です。
今年だけで何件目でしょうか...
これもパミール特有の症状ですね。
この後現状をご報告差し上げますが、近日中に屋根の葺き替え工事を実施させていただく予定です。
8月31日、北海道・小樽にあった石原裕次郎記念館が閉館しました。
そこには私の大好きな刑事ドラマ「西部警察」で実際に使用された劇用車や衣装などが展示してあり、ファンにとってはまさに「聖地」と言える場所だったと思います。
そこで今回は、石原裕次郎記念館に展示されていた「西部警察」に纏わる貴重な品々をご紹介したいと思います。
まずはエントランスホール、西部警察に登場した劇用車が出迎えてくれました。
左は西部警察で石原裕次郎さん演じる小暮捜査課長が着用していた衣装、 右は渡哲也さん演じる大門部長刑事が着用していた衣装です。
西部警察の名場面がパネルとなって展示されておりました。
劇中で使用された拳銃など...
西部警察に登場したスーパーマシンのプラモデルが展示されておりました。
こちらは1Fにあったホールで、ここにも西部警察に登場した劇用車が展示されておりました。
劇用車の近くには撮影機材が...
記念館の横には裕次郎さんが愛していたヨット「コンテッサⅢ」
石原まき子さん直筆のメッセージがエントランスに掲示されておりました。
一部情報によりますと、来年の夏から「移動記念館」として全国で展示されるとか...
またいつの日か、お目に掛かれることを楽しみにしております。
本日は調布市にお邪魔しております。
調布市といえば...私の大好きな刑事ドラマ「西部警察」を制作した、石原プロモーションのある調布市です。
(調布駅前にある石原プロモーション)
調布市に来た目的は...この看板を撮影するのが目的ではありません。
築12年で屋根材がパミールだというお客様より調査のご依頼がございました。
早速屋根に上ってみたいと思います。
パミール特有の「表層剥離」が始まっております。
パミールへの改修工事は「葺き替え工事」又は「重ね葺き工事」のどちらかとなりますが、今回のお客様は「葺き替え工事」をご希望されておりますので、後日改めてお見積書を提出させていただくことになりました。
調布市での調査が終わったら、今度は横浜市青葉区へと移動します。
こちらは現在外装リフォーム中なのですが、屋根瓦に割れがあるということでしたので早速修理に伺います。
この瓦は「ローマンLL-40R」という瓦で、栄四郎瓦(丸栄陶業から社名変更)の陶器瓦です。
割れたところは養生テープが貼ってありました。
早速修理に取り掛かります。
新しい瓦と交換するには、まず割れた瓦の破片を全て除去する必要があります。
その後新品の瓦を差し込むのですが、この時に少しだけ瓦を「加工」する作業が必要です。これをしないと瓦を納めることが出来ないからです。
そして新しい瓦を差し込んで修理完了です。
この後は世田谷区内へ再度屋根の調査にお伺いいたしました。
その調査の様子はまた後日お知らせしたいと思います。
本日は横浜市都筑区にお邪魔しております。
間もなく築10年を向かえるお客様でした。
ハウスメーカーの延長補償工事を行うご予定だそうで、念のために屋根にも異常が発生していないかどうかの確認をしてほしいとのご依頼でした。
屋根に上って調査をさせていただきましたが、特に異常はありませんでした。
明日は調布市にお邪魔する予定です。
過去にもご紹介差し上げましたが「絶対に塗装をしてはいけない屋根材」屋根材のひとつがニチハのパミールです。
パミールに発生する不具合として最も有名な症状は、屋根材がミルフィーユ状に剥離をする「表層剥離」です。
以前ニチハの某営業マンが「5年ごとに塗装をすれば...」なんてことを話しておりましたが、塗装をしたところで表層剥離を止めることは出来ません。
万が一塗装をしてしまうと...
(塗装工事後に発生した表層剥離)
しかし、残念ながら屋根材に関する知識が乏しい塗装業者さんにおいて、パミールであっても平気で塗装をされているようで、塗装工事後にトラブルに発展するケースも増えてきております。
このようなトラブルを未然に防ぐためには、まず塗装工事前に必ず屋根材の種類を確認する必要があります。
もしも屋根の塗装をご検討中であれば、以下の点を注意して業者さんを見極めてください。
①屋根に上らないで塗装工事の見積を出す
外観だけで判断する塗装業者さんは大変危険です。
屋根に上らないと詳しい状況は判断できません。
地上から屋根を見上げて判断す業者さんには注意してください。
②建築図面だけで屋根材を判断する
仕様書に「化粧スレート葺き」「カラーベストコロニアル葺き」などと記載がある場合は特に注意が必要です。
屋根材が何なのかを特定できない業者さんは、屋根に対する知識を持ち合わせていない可能性もあります。
③頻繁に「市民講座」と題してセミナーや講座を開催している塗装業者
公共施設において「市民講座」として開催される講座やセミナーを通じて紹介された業者さんは、説明はとても丁寧なのですが「頼んでもいないのにいきなり契約書をもって来られた」といった詐欺まがいのトラブルにつながる恐れもあります。
④通りすがりのリフォーム営業
「近くで工事をやっているのですが...」「見本工事で今なら半額でできます...」など、言葉巧みに営業してくる通りすがりのリフォーム営業ですが、ハッキリ申し上げますと訪問販売してくるリフォーム業者にまともな業者は存在しません。
万が一誤って工事契約書にサインをしてしまった場合、契約書面を受け取った日を含んで8日以内ならクーリングオフ(無条件解除)ができます。
塗装業者さん選びのひとつの方法として、参考にしていただければ幸いです。
お電話やメールなどで屋根や雨樋などのご相談をいただくのですが、中には「3階建てだけど足場をかけないで修理してほしい…」と言ったご要望をいただくことがあります。
以前リフォームをさせていただいたお客様の中には「足場代がもったいない」と言われたこともあります。
たしかに…工事をするのは屋根ですから「足場なんて必要ない」と思われるお気持ちは解ります。
ただ調査にお邪魔する私をはじめ、修理や工事をさせていただく職人には、皆様と同じように大切な家族がおります。
もしも…ご自身のご家族が危険な目に遭われたららどうでしょう?
私の元にいる職人達は、家族と同じだと考えております。
よって、明らかに危険が伴う工事はお請けすることはできませんので、予めご容赦ください。
本日はニチハのパミールの調査でした。
築15年で塗装歴有りです。
一見すると問題はないように見えるのですが…
やはり表面の剥離は始まっておりました。
今日はこの後、更に2件の調査に伺っております。
その模様は後日お知らせしたいと思います。
休み明けの月曜日、東京は朝から雨に降られております。
本日は午後から品川区内の屋根の調査に伺いました。
「近くで工事をやっているのですがご迷惑はおかけしてないでしょうか?ところでお宅の屋根の板金が浮いているのが見えたので、釘を数本打てば直りますから屋根に上らせてほしいのですが...」
このようにリフォーム会社さんから声を掛けられたそうです。
この手の営業トークは悪質なリフォーム営業によくあるセールストークです。
しかし、お客様も不安を払拭したいため、今回の調査のご依頼となりました。
早速屋根に上って調査を開始いたします。
築20年近く経過しておりますので、それなりに屋根の表面には汚れが付着しておりますが、リフォーム業者が指摘した「板金の浮き」も見当たらず、現状は全く問題ありませんでした。
通りすがりのリフォーム業者から屋根について何らかの指摘を受けた時は、絶対に屋根に上らせてはいけません。
皆様、通りすがりのリフォーム営業にはくれぐれもご注意ください。
本日はお休みをいただいております。
今日は「海を見たい」ということで鎌倉の方へ向かってみます。
しかし…ただ海を見るだけでは…ということで葉山まで足を伸ばし、葉山ビーカープリンで有名な「マーロウ」さんへお邪魔しました。
たまにはこんな日も必要ですよね…
国鉄からJRになって今年で30年...今も全国各地で走り続けている国鉄時代の車両は「ご当地カラー」を纏っていることが多いのです。
JR西日本岡山支社に所属する国鉄型車両「115系電車」もそのひとつで、塗装工程の簡略化と塗料コスト削減を目指して、地域別に単色カラーとする「中国地域色」へと塗り直しを行ってきたのです。
ちなみに中国地域色は、瀬戸内海に反射する陽光を表す濃い黄色です。
(伯備線 備中広瀬~美袋にて)
しかし、オリジナルカラーの緑とオレンジを纏った「湘南色」が3両2編成のみになったところで、長年湘南色に親しんできた利用者やファンの要望に応えるかたちで、岡山支社ではこの車両を中国地域色に塗りなおさず、湘南色のまま維持・運用すことになったそうです。
幸運にもたまたまオリジナル色の115系電車に遭遇することができました。
(伯備線 豪渓~日羽にて)
なお「湘南色」の由来は、初代「湘南電車」である80系が緑とオレンジを纏っていたことからきているそうです。
JR西日本岡山支社に所属する「湘南色」を纏った115系電車は2編成です。
鉄道ファンの方、ぜひこのオリジナル色を撮影しに岡山地区へお越しください。
6月に屋根調査にお伺いしたニチハ・パミールのお客様宅において、今週屋根の葺き替え工事を施工させていただきました。
(現地調査時の写真より)
ニチハ・パミールに発生している問題の数々は、今更説明する必要もないと思います。
実際に屋根材を剥がしてみると...
釘頭が錆びてなくなっているのです。
そして屋根材を剥がすと...
このように釘が残ってしまうのです。
そもそも釘が錆びる要因として、パミールという屋根材が水分を吸収しやすい特性を持っていることが挙げられます。
しかし釘の錆と屋根材表面の表層剥離は全く関係のない話です。
そもそも10年やそこらで屋根材がボロボロになるなんて、建材としてはあり得ないです。
今回葺き替え工事をさせていただいた屋根はおよそ35坪(116㎡)の大きさです。
ちなみに既存屋根材の撤去から新規屋根工事完了までの期間は2日でした。
カバー工法(重ね葺き)より早い屋根葺き替え工事でした。
全国からお問い合わせ・ご相談をいただいておりますニチハのパミール…
今回は広島市内にお住まいのお客様のお宅へ実際にお伺いすることになりました。
築12年ということですが…
とても築12年の屋根には見えません。
積雪地域では、表層剥離は早く発生します。
これから改修工事のお打ち合わせをさせていただきます。
ただいま広島へ向かう新幹線の車内です。
ここ数ヵ月に渡り、ニチハのパミールでお困りのお客様のご相談を受けておりました。
ニチハのパミールにおける改修工事はカバー工法か葺き替えのどちらかになります。
本当に正しい改修工事はやはり「葺き替え工事」なのですが、最大の問題は「どこの会社なら安心して任せられるか?」ということでした。
本来であれば私共で工事をさせていただくことが望ましいのですが、さすがに東京から広島まで屋根職人を引き連れて行くワケにはいきません。
しかし、地元の業者さんはお客様が望まれる「葺き替え工事」には消極的だったため、私のほうでお客様のご要望に沿った工事を安心して任せられる施工業者さんをご紹介差し上げることになったのです。
そして、最終的な工事に向けてのお打ち合わせのために広島へ向かっているのです。
私にご相談くださったお客様が、心の底からご満足いただくためのことなのです。
お客様からご要望があれば、どこへでもお伺いします。
本当に信頼できる屋根工事会社さんをお探しなら、まずはお気軽にご相談ください。
ニチハのパミールからケイミューのコロニアルグラッサへ...
屋根リフォーム(葺き替え工事)が完了致しました。
まずは現地調査の様子から。
当初屋根は再塗装されるご予定だったのですが...
パミールによく見られる症状(表層剥離)が多数発生しております。
足場を架けた後でニチハのパミールだということが発覚したのです。事前の調査で屋根材の状態を確認しておけば良かったのですが...
ニチハのパミールは再塗装できない屋根材です。
再塗装するときに異常が見られなくても数年後には...
再塗装をしても表層剥離は必ず発生するのです。
よって急遽屋根を葺き替えることになったのです。
前日まで雨が降っていたこともありますが、屋根材を剥がしてみますとご覧のように水が溜まっているのです。
屋根材は重なって施工されておりますが、その隙間から雨水は侵入するのです。
しかし屋根材表面のデザインが影響を及ぼしているのでしょう、侵入した雨水はいつまでも中に留まってしまうので、釘が錆びてしまうのです。
(錆の発生した屋根材固定用の釘)
パミールを剥がし終えた後はルーフィング工事です。
私どもで施工をさせていただく際は、改質アスファルトルーフィングの先駆けとなった田島ルーフィングの「ニューライナールーフィング」を採用しております。
そして施工が完了です。
工事コストを下げるため、お客様ご了承のうえで雪止め金具は再利用させていただきました。
新しい屋根材はケイミューのコロニアルグラッサです。
基本的に再塗装工事は「不要」の屋根材ですが、年数の経過とともに発生する屋根材の褪色や汚れなど、美観を気になさるのであればメーカーの純正塗料による再塗装をお勧めいたします。
なお、ケイミューから発売されている屋根材は、再塗装をしなくても屋根材の機能には全く問題ありません。
再塗装をしないと防水性能が落ちるとか、再塗装をしないと雨漏りのリスクが上がるとか、そういったご心配は無用です。
お盆休み明けより施工を行っておりました、日本瓦の棟積み直し(耐震化)工事が完了いたしましたので、その模様をご覧に入れたいと思います。
まずは棟の積み直し工事の前に「谷板金」を交換します。
板金を交換するにあたり、谷周辺の瓦を一時撤去する必要があります。
新しい谷板金を施工しました。
新しい板金を施工したら「雀(スズメ)止めシーラー」を施工します。
その名の通り、瓦と板金の隙間に雀(スズメ)などが侵入しないための予防策です。
谷周辺の瓦を復旧して、まずは谷板金の交換工事が完了です。
引き続き「棟の積み直し工事」に取り掛かります。
既存の棟瓦は全て解体し耐震棟金具を設置、そこへ鉄筋を固定します。
のし瓦は鉄筋に緊結します。
のし瓦の施工が完了しました。
棟瓦(5寸丸)を被せていきます。
日本瓦の棟積み直し工事が完成しました。
ここからは仕上がり写真をご覧ください。
日本瓦への工事のひとつに「棟の積み直し工事」がございます。
漆喰の剥がれや棟瓦の歪み・ズレは、経年劣化によって発生します。
安易にコーキング剤などで補強をすると、雨漏りの原因となる場合もございます。
本当に正しい日本瓦の修理、それはリフォーム業者さんでは絶対に施工することは出来ません。
信頼できる全国の屋根専門業者さんをご紹介できます。
ご自宅の屋根を通りすがりの業者に指摘された、屋根が気になる方は、お気軽にお問い合わせください。