後悔しないための本当に正しい屋根工事・屋根リフォームがここにある【屋根専門・石川商店のスピンオフブログ】

屋根業界にいるからこそ伝えられる真実...屋根の点検・調査から見た屋根の状態や屋根リフォームの工事の様子、悪質なリフォーム営業の手口、はたまた趣味のお話しなど、皆様のためになる話題をご紹介していきたいと思います。

屋根の塗装をしたい…こんなご相談がございました。

外装リフォーム工事を行うために足場を架けているお客様よりご相談をいただきました。

【ご相談内容】

築15年のコロニアル屋根です。

せっかく足場も架けてるので、屋根も綺麗にしたいと思うんだけど、屋根の塗装をやってもらうことは可能ですか?

【回答】

屋根を塗装することにより、屋根材の寿命を短くしてしまう恐れがございます。

屋根材表面の色褪せは進行しているとは思いますが、これが理由で防水性能が落ちたり、雨漏りが発生するといったことはありません。

またコロニアルなどの屋根材は、塗装をしたことによって屋根材の寿命を短くしてしまう原因にもなります。塗装をしなくても基本的に30年程度は問題ありません。

「見た目がどうしても気になる」ということであれば、屋根を塗装されても良いと思います。

ただ「塗装をしないと防水性能が維持できない」と思われているようであれば、それはリフォーム業者さんの巧みな営業トークに惑わされているだけです。

今回は、屋根においては必要であれば「棟板金の交換工事」を行い、それ以外の工事は控えたほうが良いのではないでしょうか…

 

以上がご質問への回答となります。

皆様もぜひ参考になさってください。