コロニアルなどの屋根葺き替え工事はカバー工法と比較して日数が掛かる思っていませんか?実は葺き替え工事のほうが早く終わるかもしれませんよ!またその費用も断然葺き替え工事のほうがお得かも...
2019年になって、早いもので間もなく1月が終わろうとしています。
今年は年明けから屋根の葺き替え工事が続いておりますが、今回は築28年のコロニアルから、コロニアルグラッサへの葺き替え工事の模様をご覧に入れたいと思います。
【物件概要】
・築年数約:28年
・既存屋根材:コロニアル(石綿含有屋根材)
・屋根面積:114㎡(1F:24㎡ 2F:90㎡)
特筆すべき点として、今回は2F屋根のみ野地板の増し貼りを施工しております。
過去に屋根の塗装歴がある場合、状況によって野地板に傷みが生じているケースもあり、予防策として今回は野地増し貼りも施工させていただきました。
野地板の増し貼りが終わると新規ルーフィング施工、そして新規屋根材の施工へと入ります。
既存屋根材の撤去から野地増し貼り、新規ルーフィング施工、そして新規屋根材施工は2日で工事が完了しております。
リフォーム業者さんで勧められている屋根の改修工事は、その多くがガルバリウム鋼板を既存屋根材の上から施工する「カバー工法(重ね葺き工事)」です。
カバー工法のメリットは一般的に
①撤去費・廃材処理費が掛からない
②工期が短い
と言われております。
しかし、今回の屋根葺き替え工事は2日で施工が完了しており、カバー工法の工期と比較しても遜色ない日数での施工が可能なのです。
また、正直に申し上げますとリフォーム業者さんの言う「撤去費・廃材処理が掛からないから安い」という認識は完全に間違っております。
実際にリフォーム業者さんから提出されたカバー工法の見積金額と、私からお出しする葺き替え工事の見積金額を照らし合わせると、驚くべき結果が出ているのです。
このあたりについては、またの機会にご紹介したいと思います。