【マシンRS-2(MACHIN RS-2・情報収集車)】
マシンRS-2は、西部警察PARTⅢ第16話「大門軍団フォーメーション」からRS-1と共に登場しました。
ベースはRS-1と同じ日産・スカイライン(DR30JFT型2000ターボRS、前期型)
ナンバーは「品川59 た 35-28」
【劇中のナレーションより】
哨戒の任にあたる情報収集車には、距離測定機(GLLD)、目標車識別をする(IFF)、平面および側面投影が可能なISAレーダー、微細な振動と音源をキャッチするセンサーなど、最新科学の粋を集めた機器が装備されております。
フロントスポイラーはFET極東(エアロクラフト)製、マーシャルのフォグランプと赤色灯はRS-1と同じ。
エアアウトレットとエアスプリットもRS-1と共通。
タイヤサイズはフロント205/55-16。
リアは225/50-16、ホイールはエンケイ・メッシュ4。
車体後部側面に反転式の赤色回転灯が装備される。
リアトレイにも赤色回転灯を装備。
リアスポイラーはFET極東(エアロクラフト)製の「システム3」。
エクストリームスプリットとリアウィンドーバイザーは純正オプションの「AD three」製。
サンルーフのバイザーも「AD three」製。
トランクは逆ヒンジで開く。リアバンパーから伸びるアンテナは無線傍受用。
トランク内には4連装特殊弾発射筒が装備され、無煙閃光弾、信号弾、曳光表示弾、発煙弾、催涙ガス弾の5種類の特殊弾を発射可能。ただし、劇中で使用されることはありませんでした。
リアバンパー下のスリットスポイラーもRS-1と共通。
シートはコルビューのリクライニングタイプ、シートベルトはブリタックス製の4点式。乗車定員は2名で、石原良純さん演じる五代刑事と小林昭二さん演じる南刑事が乗車することが多かったように思います。
助手席側の床は鉄板張りのフラットフロアとなっており、シートを後部へスライドさせることでサンルーフからの安定した射撃が可能となっている。
助手席に配備されたコンピューター、特殊無線機(警察無線、航空機無線、船舶無線、遭難自動通報無線、アマチュア無線、各種緊急無線等の送受信が可能。組み込まれていたのはアマチュア無線機の八重洲無線FT-77S)
平面および側面投影が可能なISAレーダーは、RS-2がデビューしたPARTⅢ第16話で一度だけ使用された。
その他センサー信号処理装置、パルスドップラーシステム、シグナルコントロール(旧マシンRSのものとは異なり進行方向の信号を青だけでなく赤にも変えられるようになっており、『PART-III』第47話で使用された)などを装備している。
盛り上がっている部分は赤色回転灯が収納されるためのスペース。
エンジンはFJ20ET型DOHC4気筒ターボ、番組上の設定では最高出力280ps、最高速度は260km/h。
放送終了後は広島市内で開催された「さよなら西部警察フェア」にて展示されておりました。
その後、北海道小樽市にオープンした「石原プロワールド・西部警察」、石原裕次郎記念館に展示されておりました。
(石原裕次郎記念館に展示中のRS-2)
石原裕次郎記念館閉館後は東京・府中市にある「村山商事」さんで大切に整備・保管されております。
(村山商事さんショールームにて)