今回は洋瓦における「本当に正しい棟瓦の取り直し工事」の内容をご紹介します。
【施工前】
まずは既存の棟瓦を解体します。
解体が終わったら「棟金具」を設置します。
棟金具の設置が終わったら、棟際周辺の瓦を復旧します。
南蛮入り漆喰(馬場商店:シルガード)を併用し、瓦は釘で再固定します。
設置した金具に垂木を取り付けます。使用する垂木は防腐処理加工されたものです。
垂木の設置が終わるとシルガードを施工します。
そして棟瓦を被せていきます。
棟瓦の固定はステンレスビスを使用します。
そして完成です。
漆喰を詰めただけの工事との比較
先日このブログでご紹介した悪しき施工事例との比較です。
漆喰を詰めただけの工事と並べてみると一目瞭然ですよね。
棟瓦の並び方も全然違う仕上がりとなります。
皆さまだったらどちらを選択されますか?
本当に正しい工事をしてあげることが、大切な住まいの屋根を長持ちさせる秘訣なのです。