屋根調査をご依頼いただき、そして実際に屋根に上らせていただくのですが、屋根の上からはご近所様の屋根が目に飛び込んできます。
このとき、目につくのが「リフォーム業者にひっかかった屋根」です。
恐らく通りすがりのリフォーム業者に声をかけられ工事をお願いしたんだと思われます。
漆喰部分は真っ白で綺麗な色をしていますが、綺麗なのは「色」だけです。
よく見ると...
ただ漆喰を塗り重ねただけ...
棟瓦の歪みは全く直されておりません。
この工事にお施主様がどのくらいの金額をお支払いになったのかはわかりませんが、通りすがりのリフォーム営業であればかなり高額だと思われます。
漆喰を詰め直しただけでは問題は解決されない
棟瓦の漆喰が剥がれてくることは経年劣化によるものが原因です。
そして漆喰が剥がれてきた場合は、適切な修理が必要になります。
その適切な工事とは「棟の取り直し工事」なのです。
「棟取り直し工事」の様子は、またの機会にご紹介する予定です。