【三菱・ギャラン2000DOHC-TURBO VR-4】
コードナンバー:G1
渡哲也さん演じる倉本省の専用車です。
【主要装備】
●通信管制システム
(秘話通信)
①バースト通信(敵の盗聴を避けるため、通信内容を短縮して衛星経由で送信)
②周波数変換(音声信号を特殊回路で変調、および周波数を変換して送信)
(ナビシステム)
①位置判定システム(2種類の静止衛星を利用し、発信した電波の時間差を計算することによって自社・味方車の現在位置を判定、CRTモニターに表示する)
②慣性航法システム(加速度を利用した走行装置)
③地区別道路情報表示システム
④妨害電波・信号管制
⑤指紋情報システム
(一般照会)
①音声通信
②文字通信
③特殊無線機
④UHF・VHF発信
●早期警戒システム
①敵味方識別装置
●武器慣性システム
①車体防御システム
②危険予知警告装置(あらゆる種の危険を感知し、警告を発して搭乗者に危険を知らせる装置)
③亜酸化窒素ブースター(フューエルタンクとは別に亜酸化窒素ボンベを設置し、緊急時にエンジン内に噴射することによってエンジン出力を爆発的に向上させる。但しシリンダー内が高温になるため、連続使用は8分がリミット)
劇中ではカーアクションに用いられることはほとんどなく、警視庁への訪問と現場へ駆けつける際に使用されておりました。
インパネには無線機やモニター、各種操作ボタンが配置されています。
走行距離は6.861km。
ルーフ上には反転色の赤色灯が装備されています。
車内からみた赤色灯の格納部。
下に出ているポールは、雨水を流すためのものです。
外観はリヤスポイラーが付いている程度でほぼノーマルで、ゴリラの後に放送された「代表取締役刑事」では覆面車として使用されておりました。
エンジンは後にランサーエボリューションに継承される2リッターターボエンジン「4G63(205ps仕様)」を搭載しています。
現在は西部警察やゴリラで使用された劇用車たちと同じく、府中市の村山商事さんで大切に整備・保管されております。